一昨年くらいから家計簿つけるのがおっくうで、 OCR でレシートから文字を読み取って勝手に入力してくれないだろうか、って思っていたら、なんと iPhone のカメラでレシートを撮影するとそれを読み取って入力してくれるアプリがあるじゃないですか。
家計簿おカネレコ・プレミアム – 簡単 人気の家計簿
カテゴリ : ファイナンス
価格 : ¥ 480
目次
レシート読み込み機能がある無料アプリはビッグデータとして利用されている
去年の頭に無料でレシートから読み取って家計簿に入力してくれるレシレコというアプリがリリースされました。このアプリよく規約を読むと、レシートデータをビッグデータとして利用すると書いてあります。サーバー側にも保存されるからデータを失うことはないというメリットはあるものの、買ったものの品目とか店とかである程度の行動範囲がつかめてしまうのが、気持ちが悪いなと思い、アプリをダウンロードはしたのですが、使わず即削除してしまいました。(そういうデータを集めてピンポンで広告やキャンペーンを出すことで、収益を上げようとしているのでしかたがありせん。)
ReceReco は 2017 年 3 月 31 日を持ってサービスを終了したようです。
同じく Zaim は元々 iPhone での簡単入力を売りにしていたアプリだったのですが、レシレコがレシート読み取り機能を売りにしたのを後追いして、こちらも広告ありでレシート OCR 対応になり、ビッグデータも利用されるようです。
家計簿 Zaim 人気 の簡単レシート家計簿
カテゴリ : ファイナンス
価格 : 無料
そこでビッグデータで利用されなくて安定して動作していそうなお金レコプレミアムを購入しました。
おカネレコプレミアムを 3 か月使ってみた
レシートを写真に取るとこんなふうに日付、時間、項目、値段を、読み取ってくれるのですが、これがすごく便利。今までの電卓ピコピコしていたのはなんだったのか、って感じです。写真撮影するだけでこの精度はすごいと思います。読み込み後の画面で修正したり、支出のカテゴリを設定できたりします。レシートによって苦手なものがあるみたいで、 2 行になっていたり、金額のあとに外税の印があったりすると、きちんと読み込んでくれないことがあります。「レシート認識」の画面にレシートの金額の合計が表示さたら間違いに気がつきやすいので、よりグッドなのにと思いました。
CSV や Excel 形式にエクスポート
メール経由で CSV や Excel 形式( .xls )で書き出しもできるのがポイント高いです。 Mac の LibreOffice で開くことができました。
バックアップもできる
最新版では Dropbox や Evernote にデータのバッグアップができるようになりました。 Dropbox のアプリで開いて保存する仕組みです。
バックアップを復元するときは、 Dropbox のアプリからバックアップを「このアプリで開く」から「おカネレコ・プレミアム」を開くことになります。
長尺モードは苦手
使ってみて長いレシートを読み込む長尺モードというのの精度がかなり悪いです。項目がかぶらないように撮影しているのに、レシート認識画面に同じ項目がいくつか登録されます。
入力後家計簿のリストから撮影した写真を確認してみると、項目が被らないように撮影しているのにも関わらず、登録されている画像では 2 、 3 項目が重複しています。たぶん撮影時に画面に映し出されるレシートの範囲と実際に撮影しているレシートの範囲がずれているのだと思います。ここらへんを改善してくれたらもっと使いやすくなるかもしれません。
非力な iPhone の場合はこまめに撮影する
あとは iPhone 4s が非力だからだとおもいますが、数週間分のレシートをまとめて撮影して家計簿に入力しているとよく落ちます。キャッシュをクリアするためにアプリを終了し再度起動しています。これは撮影した写真が重いので仕方がないですね。
まずはカテゴリ設定を
アプリを購入したらすぐに、レシートを撮影してみたくなりますが、まずはカテゴリを自分好みにカスタマイズするのをオススメします。わたしは 3 か月分入力したあとに、カテゴリを変更したので、これまでのデータのカテゴリがおかしくなり、すべて修正しなければなりませんでした。(リレーションデータベースだから仕方がありません。)
OCR の精度を比べるのはあまり意味がない
いろいろなレシート読み込み機能があるアプリが出ていますが、レシート OCR を提供しているのはわかる限り 1 社のみっぽいです。(おカネレコはどの OCR エンジンを使っているのか、調べた限りではわかりません。)なのでレシートの読み取り精度を比較するのはナンセンスです。ビッグデータの利用を前提としたサーバー型のアプリの場合は、アプリ自体に OCR 機能を持たせているのか、サーバーで処理してデータを受け取っているのかわかりませんが、生データとユーザーが修正したデータを比較することの積み重ねで OCR の生データが間違ってたいた場合は修正をかけることができるので精度は上がるかもしれません。
それよりもレシート撮影時、ブレないように明るい場所で撮影したり、影がレシートに落ちないように撮影場所を工夫したり、フラッシュをたいてレシートを撮影した方が認識率が上がります。
それにしても電卓ピコピコ打って合計を出さなくていいのがこんなにラクだとは。去年のうちに買っておけばよかったです。家計簿つけるのが本当に楽しくなるのでめちゃくちゃオススメです。
家計簿おカネレコ・プレミアム – 簡単 人気の家計簿
カテゴリ : ファイナンス
価格 : ¥ 480