20 年ほど前、大学入学のために名古屋に引っ越してきたらアトピーがひどくなったので、近所の皮膚科にいって薬をもらった。確か 2 種類処方され肘の内側のガサガサしている部分に塗れといわれたのが、パスタロンソフト軟膏 10 % 。塗ってもちっともよくならないから、自然と塗らなくなったし、皮膚科の医者にもよくならない趣旨を伝えたのだけれど、ちゃんと塗るように指示されるだけであった。結局その皮膚科にはまともに通わなかった。
最近、台所用洗剤をヤシの実洗剤に変えたら手がガサガサになったので、ハンドクリーム的なものを探して出てきたのがこのパスタロンソフト軟膏 10 % 。とりあえず塗ってみたんだけど、もしかしてと思って医薬品の添付文書をネットで調べてみたら、添加物にエデト酸 Na の文字。もちろんすぐに洗い流した。
→医薬品情報データベース:パスタロン
この薬を自然と塗らなくなったのか、すごくガテンがいった。アトピーの原因物質を塗りつけていたのでは、よくなるものもよくなるわけがない。例え医者から処方された薬とはいえ、エデト酸( EDTA )が入ってないか疑えってことだ。
→ミヨシのそよ風を使って EDTA が体質に合わないことが判明
ちなみに名古屋に引っ越したらアトピーがひどくなったのは、水道水の硬度が関係しているのではないかと推測している。実家の水道水は井戸水なので硬度が高いため、配合されているキレート剤のエデト酸( EDTA )のほとんどはカルシウムやマグネシウムを取り込み安定するのだろう。しかし名古屋の水道水は川の水のため硬度が低い。カルシウムやマグネシウムを取り込めなかったエデト酸( EDTA )がわたしの皮膚を痛めつけていたのではないかと。
この仮説の検証をしようと実家の水道水を持ち帰り保存してあるのだけれど、人体実験するのはやはり勇気がいる。気が向いたらエデト酸( EDTA )のアトピーの症状が一番ひどく出たミヨシのそよ風を溶かしてパッチテストしてみるつもりである。