CyberPower CP550JP が長いビープ音のあと、繋いでいた QNAP が起動しなくなったので、 CyberPower CP550JP のバッテリーを交換しました。後期型で同じ形のバッテリーが手に入らなかったのでケースを加工して交換を行いました。 2025 年 10 月の備忘録です。
目次
長いビープ音のあと QNAP の電源が入らなくなる
Luminar Neo で写真を現像していたら、長いビープ音のあと NAS (QNAP TS-453D) の電源が切れ、それっきり起動しなくなりました。ホコリで熱がこもったのかと一晩放置しエアダスターで掃除をしましたが、電源ボタンを押しても起動しません。かなり落ち込みました。
QNAP TS-453D の後継機にあたる TS-464 は最安で 81,000 円です。 2 か月前に HDD がエラーを吐いたので新しく新調したのに、本体まで買い替えになると懐が痛いです。
「 QNAP 電源 入らない」で検索してみると以下のページを見つけました。
→ Gloria, Limited :【トラブル ( 解決 ) 】 NAS の電源が入らなくなった!
違うコンセントに刺したら起動したと。そういえばうちの QNAP は CyberPower CP550JP という UPS に接続されていたのでした。そこで普通の電源タップにプラグを刺し電源ボタンを押すとあっさり起動しました。ということは UPS の故障で間違いありません。
あのビープ音は QNAP からの音ではなく、 CyberPower CP550JP から鳴った音のようでした。直ぐそばに置いてあったので、どちらが鳴っているのか判別できないうちに、音が止まってしまったのです。
→アートとハックとフシギ: CyberPower 「 CP550JP 」からビープ音→無償交換の神対応を受けた話
CyberPower CP550JP の電池交換の下調べ
CyberPower CP550JP は 2021 年の 4 月頃から使っており 4 年半程経つので、内蔵の電池が劣化したのでしょう。
CyberPower CP550JP はバッテリー交換不可であり、買い替えると後継機は CyberPower SX550UJP になるようです。 QNAP で動作したというレビューがないのが気になります。(現在は QNAP でも使えたというレビューがありました。)
調べていると CyberPower CP550JP は下記のブログによると容量は小さくなってしまいますが、「 LONG 高性能シールドバッテリー WP3-12 」をいうバッテリーに交換して使えるようです。
→ごろごろ日記 : Cyber Power UPS CP550 JP バッテリー交換
さらに調べていると同じ型番の CyberPower CP550JP でもバッテリーの形状が 2 種類あるらしく、それを確かめるために裏フタを開けてみました。
→名古屋の白くまのページ:中身がちょっと違う
フタのネジはセキュリティトルクスドライバー T10 でネジが緩められました。

後期品のバッテリー形状をしており、入るサイズのバッテリーが見つかりません。入っていたバッテリーのサイズは 150 mm × 50 mm × 93 mm です。
でも金型を作るのが一番お金がかかるから、そんなに形状は変わってないはずだと思い、バッテリーの収納部分をよく見てみると真ん中が凹んでいます。そこのサイズを測ってみると、 LONG WP3-12 (横幅 134 mm × 奥行 67 mm × 高さ 59.5 mm )がちょっとはみ出るけど入りそうなサイズでした。斜めのツメを削れば入るサイズだと判断しバッテリーを注文しました。
ちなみに元のバッテリーが 12 V 5.5 Ah で LONG WP3-12 が 12 V 3 Ah なので、容量がかなり小さくなりますが、停電時に QNAP がシャットダウンする間だけ保てばいいので十分でしょう。
CyberPower CP550JP バッテリー交換の方法
CyberPower CP550JP 後期型のバッテリーを LONG 高性能シールドバッテリー WP3-12 に交換する方法をまとめました。
そのままではバッテリーが斜めになる

届いたバッテリー「 LONG WP3-12 」です。

元からついていたバッテリーと形状が全然違います。

とりあえずはめてみましたが、案の定バッテリーはきっちりハマらず斜めになってしまいます。

この斜めの支えを 2 本削れば入りそうです。
ケースを削ってバッテリーを収める

彫刻刀の平刀で削ってバッテリーをはめてみましたがまだ斜めっています。

端子が引っかかっているようです。

そこも彫刻刀で削りました。

ケースに無事に収まりました!

削った箇所は 3 か所でこんな感じです。

削った全体はこんな感じです。
端子の接続

プラスとマイナスを間違えないように端子を接続します。バッテリーに端子部分とカバーがついていたのですが、電工ペンチを持っていないので、元と同じように熱収縮チューブを絶縁体として使うことにしました。元の熱収縮チューブは直径 6 mm のようですが、 7 mm しか手元になかったのでそれを使いました。端子が抜けないようにペンチで締めましたがこれであっているのかはわかりません。カシメる際にペンチでショートさせないように気をつけてください。写真は両方一度にやっていますが、端子の片方にカバーをつけたまま行った方が安全です。

ドライヤーで熱収縮チューブを縮めます。

熱収縮チューブが縮まったところ。
ケースに収め充電する

ケースに収めました。フタを締めネジで止めればできあがりです。

コンセントに繋いでバッテリーを充電します。電源ボタンを押してランプが点灯すればバッテリー交換成功です。
QNAP のコントロールパネルでも認識された

QNAP にもきちんと認識されました。
まとめ
捨てるにもバッテリーを取り外さないといけないので、裏蓋を空けてみたら、ケースを削れば交換バッテリーが収まってよかったです。 1 年弱使っていますが問題なく動作しています。






