2020 年の 10 月に購入した QNAP TS-453D のメモリをやっと 8 GB に増設しました。今年 8 月半ばのことでその備忘録です。
目次
QNAP TS-453D に増設するメモリ
購入して 3 年弱使っている QNAP TS-453D です。
購入したときの設定の記事は以下。
この記事にすでにメモリを増設することを書いていたにも関わらず手をつけないまま 2 年半以上過ぎてしまいました。(すべて育児と遺品整理のせいです。)
増設するメモリは Mac mini 2018 にデフォルトでついてたもの。どこのメーカーのものかわかりませんが「 SK hynix 」で検索すると韓国のチップメーカーのようです。「 SK hynix 」は QNAP でも認識されるようです。
→ Hiroaki ’ s blog : QNAP TS-1277 のメモリについて
Mac mini 2018 にデフォルトでついていたメモリは S.O.DIMM 260pin の PC4-21300 (DDR4-2666) で、 QNAP TS-453D についているメモリは PC4-19200 (DDR4-2400) です。クロック数が少し高いだけなので動きそうですが、 NAS の保証がまだあったし動作するか確証がなく放置していました。
いろいろ検索しているとイギリスの以下のサイトに「 DDR4 PC4-21300 2666MHz 260-pin SODIMM 」のものもインストールできることが載っていました。
→ Mr Memory : QNAP NAS TS-453D Compatible Memory / RAM Upgrades
現在のメモリはキャプチャのようで、 A-DATA の 4 GB が載っているようです。
QNAP TS-453D のメモリ増設の方法
QNAP TS-453D の電源を切り、前面パネルを外すため正面左のロックを外し左にスライドさせます。
前面パネルが外れたので HDD を抜き出します。順番がわからなくならないように注意してください。
右側面にメモリがあります。
ツメを外すとメモリが持ち上がります。
上が交換前のメモリで、下が交換する Mac mini 2018 に入っていたメモリ。
Primary と Secondary があるので Primary から装着します。斜めに差してからツメがカチッというまで倒します。
メモリを装着したところ。
あとは逆順に組み立てれば OK です。
メモリ増設後の動作確認
問題なくメモリも認識され起動できました。 Mac mini 2018 に載っていたメモリはどこのメーカーかわからなかったのですが、 Hyundai のものだということがわかりました。
起動後スピードテストをしてみましたが、速さはあまり変わりませんでした。やはり LAN の 1 GbE がボトルネックになっているようです。
ちなみに非公式で QNAP TS-453D には 16 GB や 32 GB のメモリが載るようです。しかしその状態で SSD キャッシュを使うと不具合が出る場合があるようなので 8 GB までの増設で我慢しておくことにします。
→ KuriKumaChan ’ s diary :自宅 NAS 交換 (9) 仕様外パーツによる不具合発生のお知らせと QNAP オンラインサポートについて
使い回しなのでコストもかからずメモリが増設できてよかったです。