Mac の OS を OS X mavericks (10.9) にしてちょこっとした不具合がいつくかあります。以前も App Nap 関係でソフトが勝手にスリープしてしまう問題を取り上げましたが、 10.9.2 にしても変化はありません。
→ Mavericks で USB 接続の外付け HDD がアンマウントされるのは App Nap が原因だった
最近遭遇して困っているのは NAS (QNAP TS-212) にコピーするとき、コピーが終わる直前に次のアラートが出てコピーが完了できないことです。
「項目” xxxx.xxx ”が使用中なため、操作は完了できません。」
使用してたアプリを終了してみたり、再起動してみたりしても結果はかわりません。ファイル自体を複製してみたり、別名で保存してみたりといろいといろいろ試してみましたがダメでした。
そういえば、 Mavericks になって SAMBA が 1 から 2 になった上、独自の拡張が付け加えられたのを思い出しました。
→ HAT blog : Mavericks 同士のファイル共有は SMB2 が優先
もしかしたら SMB 2 でつながっているのが問題なのか、と SMB 1 でつながるように「 Finder 」→「移動」→「サーバーへ接続」にて「 cifs://
」で接続してみました。
すると不思議。いままでエラーが出てコピーが完了しなかったファイルが無事にコピーできるようになりました。
Mavricks で NAS が不安定な場合は、 AFP か SMB 1 で接続してみるといいかもしれません。
ログイン時にマウントする Apple Script も下記のように書き直しました。
→ Mac で NAS をログイン時にマウントする 4 つの方法
tell application "Finder"
delay 1
activate
mount volume "cifs://guest:@192.168.xxx.xxx/xxxxx"
end tell
コメントにも報告いただきましたが、「 cifs:// 」で接続しても、このエラーが出ることが何度かありました。完全な解決方法ではないようです。
「 afp:// 」で接続すれば、速度は遅いですがエラーは回避できるようです。
Mac OS X Mavericks 10.9.5 にて SMB サーバー上にあるファイルのアクセスの信頼性が向上したようです。 1 度エラーがでましたが、それ意外は SMB 接続で普通にコピーも問題なくできています。