去年の 9 月のことですが、神棚と地袋の間の空間に DIY で棚を作りました。その時の様子を記事にします。
目次
神棚と地袋の間の空間の現状
神棚と地袋の間の空間は本来何かものを飾るスペースなのですが、そこに物が積み上がっています。
今住んでいる家は夫とわたしが住み始める前は夫の祖父母が住んでいて、その時からのものが色々あります。片づけをしてもなぜかここだけ手つかずのまま住み続け 10 年経ちました。収納スペースが少ない家なのでこのスペースに棚を作って使いやすくしてみました。
物を片づけた状態です。ここに 2 段の棚を作って収納スペースを増やすことにします。
採寸と設計図と木材の切断
長さを測り夫が描いた設計図らしきものがこちらです。もう 1 枚あったみたいですが、わたしが記事にするのが遅すぎて行方不明になりました。一番下の段は A4 が縦に入る高さで、真ん中の段はセリアの Plenty Box が入る高さにしました。棚の奥行きは 35 cm です。
水性オイルステインで塗装
木材をホームセンターで切ってもらいました。棚板はパインの集成材です。支柱は溝が掘ってあるタイプのものを使いました。
ここで問題が起きました。支柱を設置する場所に仮にはめてみようとするも入りません。なんと地袋の天板も神棚の下の板もどちらも水平でなく、両方の誤差を足すと 1 cm 程にもなり、高さに誤差が生じていたのです。なので高さが低い方に合わせて支柱をまたホームセンターで切ってもらいました。
下地を整えるため 400 番のサンドペーパーで磨きます。
次に塗装をします。オレンジすぎない色がよかったのですが、夫がなぜか水性のオイルステインのマホガニを買ってきました。塗るのはメラミンスポンジを斜めにカットしたものを使いました。
塗っているのを見て、わたしはオレンジすぎると文句をいっていました。
1 度塗りしたあとです。やはり赤みがかっていてイメージと違います。
オレンジすぎるので黄色っぽいメープルのオイルステインを追加で買ってきました。
2 度目は刷毛で塗りました。スポンジだと吸収される量が多く塗りにくかったそうです。
乾いたらいい色になってきました。マホガニで押し切らなくてよかったです。
蜜蝋で仕上げ塗装
仕上の塗装は蜜蝋を使いました。テレビ台を作った時に仕上げに塗って余っていたものです。
蜜蝋を 1 度塗って乾いてから 2 度塗りしました。
左がオイルステインを塗っただけのもの、真ん中が蜜蝋を 1 度塗りしたもの、右が蜜蝋を 2 度塗りしたものです。
深みのあるよい色になりました。
組み立て
ビスを打って組み立てます。
支柱の裏に傷防止のためのフェルトを貼りました。
できあがり。
と思ったらなんと神棚手前の柱と柱の間の幅が作った棚より狭くて作った棚が入りません。
15 mm 程棚の方が大きいです。
幅を狭くするために棚板の角を落とす
棚の幅を狭めるのに棚板を切ろうかと夫は考えたようですが、塗装後の板はホームセンターのカットサービスでは切ってくれないし、小口を再度塗装するのが面倒なので、四隅を支柱分だけ欠くことにしました。
アサリなしのノコギリにガイドとなる板を当てて切っていきます。
こんな感じに欠きました。
再度組み立て。
こんな感じに支柱が棚板からでっぱることなく収まりました。
神棚と地袋の間に設置
今度は手前の柱の間も無事に通って地袋の上に設置することができました。
前述の通り地袋の天板が水平でないので、低い方の支柱にフェルトを 2 枚重ねてつけました。
棚板が 2 枚で背に補強をしていないで少しぐらつくため、角を保護するウレタンスポンジを切って神棚の板との隙間に差し込みました。
実際に使っているところです。主に息子のおもちゃを収納する棚になっています。