前回洗面台の水栓のコマパッキン交換でいらなくなった水垢が固着しているケレップをきれいにしてゴムパッキンを交換してコマパッキンとして使えるようにした話です。今年 6 月の話です。
前回の洗面台の水栓のコマパッキン(コマケレップ)交換で、コマパッキンごと交換したので、水中のマグネシウム・カルシウム分の水垢がついたケレップが手元に残りました。六角ナットでパッキンが固定してある単純な構造で、六角ナットさえ外れればパッキンを交換して、コマパッキンとして使えそうです。
白く固着しているのは、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムです。なのでキレート効果のあるクエン酸につければきれいになりそうです。しかしケレップ本体は銅なので酸性のクエン酸につけると溶け出してしまいます。なので使い捨てできるプラスチックの容器(今回はヨーグルトの空き容器)にクエン酸を小さじ 1 杯程度溶かしてケレップをつけて置きました。一晩中つけましたが、 3 時間もつければ十分です。
銅が溶け出し溶液が青緑色っぽくなっています。
白い水垢(カルシウムやマグネシウム)はきれいさっぱり取れました。
六角ナットを外すのですがこれが大変で、ペンチの根本で六角ナットを挟み、ラジオペンチでケレップの太い部分を挟み回すとなんとか六角ナットが外れました。
水栓パッキンです。ホームセンターにて 6 個入りで 100 円程度でした。
上が古いパッキンで下が新しいパッキンです。痕が深くついているのがわかると思います。
ケレップに新しいパッキンを差し六角ナットを閉めれば、コマパッキンの同等品の完成です。前回直した洗面台の水栓以外の水栓のパッキンも寿命だと思うので再生したケレップを使って修理したいと思います。
再生したケレップを使って洗濯機用水栓をリフレッシュしました。