稼働していないエアコンから冬の北風で冷気が逆流してきて寒いのでおとめちゃんをドレンホースに取りつけました。ずいぶん遡って 2019 年の 12 月の話です。
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冬の北風で稼働してないエアコンから冷気が落ちてくる問題
北側に室外機があるエアコンから風が強い日に冷気が逆流してきます。愛知県東部の三河地方はとにかく冬の北風が強く乾燥しているのです。なぜかというと湿った空気は日本アルプスに当たりすべ全て雪になってなってしまうので残りの乾燥した強い風が吹き下ろしてくるのです。
台風のときなど高気密住宅でエアコンをかけていると気圧差で空気が逆流しポコポコと音がするそうです。しかしうちは気密など無縁な住宅ですし、冬はエアコンを使わないので音はしません。しかしエアコンの送風口に手を当てると風が出てきているのです。エアコンの設計上そんなことはないという意見もありますかありますが、多分設計の想定を上回る風圧なのだと思います。
送風口を養生テープでふさいだら、今度は壁との隙間から冷気が入ってきたのでタオルを挟んでいます。エアコンの真下に机を置いてパソコンで作業をしているので、冷気でしもやけになります。
室外機自体もビニール袋で覆って見ましたが変化はありませんでした。
ドレンホースの先につける逆止弁のおとめちゃんを購入
そこでおとめちゃんというものをホームセンターで購入しました。エアコン設置の際にオプションで 2000 円程度でつけられるものです。
平たくいうと逆止弁です。これをドレンホースにつけると水滴は重力で落ち外から空気は入ってきません。
エアコンのドレンホースにおとめちゃんを設置
ドレンホースには切る場所がありそこで切っておとめちゃんを差し込むのがいいのだけど、それだと垂直に設置できなかったので、途中でホースを切って設置しましたしました。取り付けは、室内機から 1 m 以上低い位置で、垂直に行うのがよいようです。
ドレンホースを切ったところ。
ドレンホースにおとめちゃんを取りつけたところ。
これだけだと気密が取れないので耐候性のビニールテープを引っ張りながら巻きつけます。
エアコン送風口からの冷気の逆流か治まったかというと確かに送風口からは出なくなったけれど、風が吹くとエアコンと壁の隙間から冷気が流れてきます。気密がガバガバなので仕方ないので、エアコンと壁の隙間のタオルは詰めたままです。(気密は部屋側でとっても意味がないので本当は外壁側で取るのがよいそうです。)
息子の部屋も北側にエアコンの室外機があり、冬に北風が吹くとエアコンから冷気が落ちくるのでおとめちゃんを取りつけました。
ひとつ注意しておかなければならないのはエアコンを洗浄する場合詰まりの原因になるのでおとめちゃんを取り外してから行う必要があることです。