洗面所の水栓を普通に締めてもぽたぽたと蛇口の先から水漏れしていたので、 DIY でコマパッキンを交換した話です。今年 5 月のことで備忘録として残しておきます。(このあたりから水道工事の DIY 話が続きます。)
洗面所水栓の蛇口からの水漏れの現状
もういつから忘れましたが洗面所の洗面台の水栓の蛇口の先からぽたぽたと水漏れしていました。ぎゅぎゅっと強く締めてれば止まっていたので強く締めて対応していました。
何年か前に夫が交換を試みようとしてコマパッキン(コマケレップ)を購入していしていましたが、出産・子育て・わたしの実家の片づけで忙しく後回しになっていました。
この部品現在は廃盤になっており、節水型のものが後継品のようです。
コマパッキン(ケレップ)の交換
息子も園に入りもらってきた風邪も直ってきて少し時間ができたので、家の不具合を直していこうと思い、ますまずは簡単そうな洗面所の水栓のコマパッキンを交換に挑戦しました。
→ 沼津市指定給水工事店協同組合:コマパッキンの取り替え
必要な工具はモンキーレンチです。布は水栓に傷をつけないために使います。
まず水の元栓か止水栓を止めます。止水栓はついていないので元栓を止めました。
袋ナットを外します。蛇口の下のナットを反時計回りに回して緩めてから外しましす。
スピンドルを抜き取ります。ハンドル全体を持ち左に回してスピンドルを抜き取ります。
ここで問題が起きます。普通はコマパッキンは水栓本体に残る外すですが、スピンドルと一体になって出てきました。しかもちょっとやそっとじゃ抜けません。右が交換部品のコマパッキンです。
仕方なくケレップ先端の六角ナットを外してパッキンのみ交換しようと思い、ペンチでナットを回していると、ケレップ部分が取れました。これが交換するコマパッキンと同等の部品です。
左が固着していたケレップで、右が交換部品のコマパッキンです。
スピンドルに購入してあったコマパッキンを刺し、水栓本体に戻し袋ナットを締めます。ここで締めすぎるとハンドルが硬くなるのでちょうどいい締め具合を探ります。
ハンドルを閉めて、止水栓を開ければ工事完了です。
しかし水の水栓のパッキンがダメになっているならお湯も水栓のパッキンもダメだろうと、お湯の水栓も同じ工程で交換しました。
写真左のお湯の方がケレップについていた水垢(カルシウムやマグネシウム)が多かったです。
これで水栓の蛇口からポタポタと水が滴ることはなくなりました。やるまでは気が重かったですがやってしまえばケレップが固着して取れなかった以外はすぐに終わりました。
取り外したケレップの水垢をとりパッキンを交換して再生しました。