自宅に戻って 2 週間実家を留守にしていたら、実家のトイレが水漏れするようになりました。タンクと便器の隙間からの水漏れです。業者に修理してもらった話です。今年 6 月のことです。
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タンクと便器の間からの水漏れ
立て続けに亡くなった祖母と姉の遺品整理のために実家に滞在することが多くなったのですが、 2 週間実家を留守にして戻ってからトイレを流したらタンクと便器の隙間から滝のように水が流れ出しました。
びっくりしました。流れ出すのは便器に水が流れている数秒なので、とりあえず雑巾をタンクと便器に置いて、流した後に絞っていました。そしてその夜 2 階のトイレにいってもしかしてと思ってタンクと便器の隙間を見てみるとここからも水漏れしていました。調べてみるとタンクと便器を繋げている密接パッキンというのを交換すれば直るようです。
→かんたん!自分で直す水まわり:解決!便器とタンクの間からの水漏れを直す | 部品名は密結パッキン
がんばれば自分でできそうですが、先日向かいの家のメーターで水漏れがありそれを直してからうちの実家のトイレの水の出が悪くなり、その修理の時に直した箇所から何度も水漏れして大変だったことを思うと自分で直すより専門家にやってもらった方がよいだろという結論になりました。
業者の選定と見積もり
水漏れはぼったくり業者に当たる可能性があるので、この前風呂場の水栓を交換してもらったガス屋さんにトイレの水漏れも対応してもらえるか聞いてみると対応できるとのことだったのでお願いすることにしました。
ただ実家は築 40 年でトイレは 1 度も交換してなく部品がないかもしれないので、その場は便器交換になるとのことでした。あと密接パッキンだけでなくタンクの中身の浮きやゴム製品も劣化しているので交換した方がよいとのことです。確かに 1 週間実家を留守にすると 1 階のトイレは流すときにレバーが効かず、蓋を開けて鎖を引っ張って水を流していたからゴム部品が傷んでいるのは確かです。業者の方の見立てだと 2 週間家を留守にしている間に劣化している密接パッキンが乾燥してひび割れ水が漏れるようになったのではないかという見解でした。
トイレは TOTO のものですが、型番のシールがなく写真を撮って適合する部品があるか TOTO に問い合わせてくれました。見積もりは 1 階と 2 階の両方を修理して部品交換で 3 万 3 千円、本体交換で 15 万程でした。施設にいる父にも相談して部品交換で対応してもらうことにしました。
ここでおもしろいことに、部品が入荷されるまでの何日間かで水漏れがピタッと止まったのです。水を含むとゴムが少し復活するようです。しかしまた家を留守にすると乾燥し水漏れするだろうから、修理することにしました。
密接パッキンとボールタップとフロートバルブの交換
今回修理するトイレです。交換部品の写真を取り忘れましたが見つもりによると以下のもののようです。
- TOTO 密接パッキン TH91540E
- TOTO ボールタップ THYS4A
- TOTO フロートバルブ THY418
タンクの中身はこんな感じです。
タンクの下側についてる密接パッキンです。
傷んでボロボロでした。
新しい密接パッキンを取りつけたところです。密接ロータンクボルトは問題なかったので交換しませんでした。
タンクを取った便器です。
中身も全部変えてもらって、タンクに貯まる水位も 5cm くらい下げてもらいました。タンクが満水でなくてもこれだけ水があれば流れるでしょうとのことでした。さすがプロですね。少し節水になるようです。
工事後のトイレですが、外観は工事前と変わりません。でも中身は新しくなったので父が寿命を迎えるくらいまでは保つはずです。家の修理ばかりで全然片づけは進まないのでした。