2 月のことになりますが、義父母が何年か前に買ったニコンの COOLPIX S9300 というデジカメの充電ができなくなったというヘルプがきました。
本体に USB ケーブルを差してバッテリーを充電するタイプなのですが、充電お知らせランプが光りません。
本体が壊れたのか充電がうまくできないのか判断がつきませんが、年単位で放置していたようなので、バッテリーが完全に放電してしまって、 USB 経由の 5 V の電圧では充電が開始できない可能性が高いと考えました。
去年購入したデジタルテスターでバッテリーの電圧を測ってみたところ、見事に 0 V でした。完全放電していますね。
そこでお手頃価格のサードパーティ製の充電器とバッテリーのセットを夫が選んで購入しました。充電器だけでも事足りそうですが、万が一バッテリーが逝ってしまっていたときのための保険です。バッテリーなしとありでも数百円しか変わらなかったので。
購入したバッテリーをデジタルに入れて電源を入れてみたら無事に初期設定の画面が現れました。使わなすぎてカメラ内部のメモリも消えてしまっていたようです。しかしこれでデジカメ本体の故障ではないことがわかりました。
ちなみに新しく購入したサードパーティ製のバッテリーの電圧を測ってみると 3.9 V でした。
元からついていたバッテリーも復活できるのではないかと、充電器にセットしてコンセントに挿すと無事に充電を始めました。
翌日充電されたバッテリーの電圧を測ってみたら 4.18 V ありました。バッテリーの規格が 3.7 V なので十分復活しているようです。
バッテリーが無駄に 3 つに増えてしまいましたが、 1300 円程度で無事にデジカメが使えるようになってよかったです。義父母も喜んでいました。これからはもう少しデジカメを使って写真を撮るように助言しておきました。