去年のクリスマス寒波で百葉箱の SwitchBot 温湿度計のデータが取得できなくなり、リチウム乾電池に交換しましたが、再来した寒波でまたデータが取得できなくなりました。どちらも温湿度計本体にはデータが残っていたので Bluetooth 接続で iPhone からデータをエクスポートしました。去年の 12 月から今年の 1 月の話です。
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寒波襲来で百葉箱の SwitchBot の温湿度計のデータが取得できなくなる
去年 12 月 24 日から 25 日にかけて大寒波がきて、自作の百葉箱に入れて屋外に設置した SwitchBot の温湿度計のデータが取れなくなりました。
気温 2.9 ℃を最後にデータの取得がストップしています。
百葉箱を開け温湿度計を取り出して見ました。表示は普通に動いているようです。電池を差し抜きしたらデータを取得し始めましたが、空白の時間帯は直線でつながるのみです。
温湿度計のクラウドサービスをオフにして、 Bluetooth 経由で iPhone にて直接温湿度計からデータを取得すると、温湿度計には抜けてた部分のデータが残っていました。この日の最低気温は 2.2 ℃のようです。
エクスポートからデータを書き出し、再度クラウドサービスをオンにするとやはり抜け落ちていたデータは読み込まれず、グラフは直線で結ばれてしまいます。
寒さで電池の性能が落ちたのかもしれないと思い、 -40 〜 60 ℃まで対応のリチウム乾電池を買ってきて交換しました。
メンテナンス性アップのため百葉箱下段のスペーサーを高ナットに交換
ついでにメンテナンスしやすいように一番下の段のスペーサーを真中高ナットに交換しました。
これで一番下の段を取っても上の鉢皿やスペーサーやワッシャーが落ちてこないので、温湿度計に簡単にアクセスできます。
再度寒波襲来でまたデータが取得が途切れる
しかし年が明けて今年の 1 月 21 日から 22 日の寒波でまたもやデータが取得できていませんでした。 1.6 ℃を最後にデータが途切れています。クラウドサービスをオフにして Bluetooth 経由で iPhone から接続するとグラフを確認できるようになりました。最低気温は -0.2 ℃だったようです。
SwitchBot の温湿度計の有効的な動作環境範囲は温度が -10 ° C ~ 60 ° C で湿度が 20 〜 85 % ですが、気温が下がると Bluetooth でのハブとの通信ができなくなるようです。クラウドに取得できなかった温湿度のデータもあとから補完できるといいのですけれど。
2023 年 4 月に SwitchBot から防水温湿度計が発売されました。動作環境は温度が -20 ° C 〜 60 ° C 、相対湿度 20 〜 85 % です。スペック上は -20 ℃まで対応と寒さに強くなっているようなので買い替えも検討しています。