SwitchBot の防水温湿度計を購入して自作の百葉箱に入れて屋外にて 8 か月ほど使ってみたレビューです。
目次
SwitchBot から防水温湿度計が発売された
夏場の息子の寝室の温度を一定に保つためにどうしても外気温をトリガーにすることが必要で、動作保証外ですが SwitchBot の温湿度計を入れるためのミニ百葉箱を作成し屋外に設置しました。
夏は問題なく動いていたのですが、真冬に大寒波がくると Bluetooth の通信が切れるらしく、ハブミニにと通信できずクラフの描写が途切れてしまいます。
そこで新しく発売になった SwitchBot 防水温湿度計を購入して試験的に運用しています。
動作環境の範囲も温湿度計より低い温度に対応しているようです。
温度 ( ℃ ) | 相対湿度 (%) | |
---|---|---|
SwitchBot 温湿度計 | -10 ~ 60 | 20 〜 85 |
SwitchBot 防水温湿度計 | -20 〜 60 | 20 〜 85 |
SwitchBot の防水温湿度計です。
左が防水温湿度計で右が温湿度計です。表示部分がないのでかなりコンパクトです。
単 4 電池 2 本で動きます。
SwitchBot 防水温湿度計の設定
SwitchBot アプリの右上の「…」から「デバイスの追加」をタップし、「防水温湿度計」をタップし「防水温湿度計を追加」をタップします。
防水温湿度計のフタを開け電池を入れボタンを 2 秒間長押し白いランプが点滅したら「次へ」をタップします。デバイス名をつけルームを選択して次へをタップしたら、「成功」と表示されるので「 OK 」をタップします。
マイホームの指定したルームのところに防水温湿度計が追加されました。表示をタップすると詳細が見られます。温度と湿度(相対湿度)に加え、「絶対湿度」と「露点温度」、「 VPD 」が表示されます。
続いてクラウドサービスに連携します。右上の歯車マークをタップし「クラウドサービス」をタップします。
クラウドサービスをオンにすると接続するハブを聞かれるので一番近いハブを選択しました。これでクラウドサービスにも接続されて Alexa に温度を聞くこともできます。
ミニ百葉箱に防水温湿度計を併設
付属のストラップではなくテグスを穴に通し L 字金具にかけるように設置しました。しばらくは既存の温湿度計と併用して様子を見ています。
実際気温を既存の温湿度計と新設した防水温湿度計で比べてみると、防水温湿度計の方が 0.2 ℃程高いです。
防水温湿度計の右上の歯車マークから「校正」をタップします。 Bluetooth で接続するので防水温湿度計の近くにいきます。「温度校正」をタップします。校正の注意書きが表示されます。「次へ」をタップします。
校正数値を「 -0.2 ℃」としました。これで既存の温湿度計と新設の防水温湿度計で同じ数値が表示されました。
SwitchBot 防水温湿度計の方が温湿度計より反応が速い
夏場はほぼ誤差はありませんが、防水温湿度計の方が若干温度の変化に敏感に反応するようで、明け方の気温の上がり方が防水温湿度計の方が速く、夕方の気温の下がり方も速いです。
冬場も夏と同じように、気温が上がったり下がったりするのが防水温湿度計のほうが若干速いので反応がよいようです。
絶対湿度もトリガーにできる
SwitchBot の防水温湿度計は絶対湿度もトリガーにできるようになりました。冬場の湿度調整に使えると便利なので、既存の温湿度計を買い替えかと思っていたら、アプリがアップデートし「シーン 3.0 」を使うと既存の温湿度計も絶対湿度をトリガーにできるようになりました。買い換えなくてよかったです。ただ防水温湿度計はデバイス内で絶対湿度等を計算しているので、アプリ側で計算している普通の温湿度計よりグラフの表示が速いです。
ちなみに今シーズンの冬は暖冬で昨シーズンほどの大寒波が襲来しなかったので、普通の温湿度計も防水温湿度計もハブミニとの Bluetooth 接続が切れることがなく使えてしまったので検証は失敗しました。来シーズンまで併用して様子を見る予定です。