ここ 2 年程リビングとして使用している 1 階和室の入り口のガラス戸の引き戸が重いです。去年の 8 月に赤ちゃんが生まれて猛暑なのでクーラーを入れていたので、必然的にガラスの引き戸を開け閉めすることが多くなったのですが、戸自体が引きずるような感じで重いし、その上引っかかる感じがします。開け閉めする時にガラスが揺れてガタガタと大きな音がして昼寝している赤ちゃんが起きてしまいそうなので DIY で修繕することにしました。
目次
敷居の現状とガラス戸が引っかかる原因
和室入り口のガラス戸の敷居はこんな感じで戸車で削れてしまっています。たぶんガラス戸の重さに比べて使っている木材が柔らかいのが原因な気がします。
ガラス戸が途中で引っかかる感じがするのは、敷居の木材に節があってそこは硬いので戸車で削れてなかったためでした。
また戸車自体にもホコリが詰まっており戸車の体をなしていなかったようです。
修理のための材料
買ってきたのはセリアの敷居溝テープです。これを貼ればおしまいだと思っていたのですが、なんと敷居溝に凹凸がある場合はヤスリなどで削って平らにしてから貼るようにと裏面に書いてあります。
かなりえぐれてしまっているのでノミで削るかパテを盛るか迷ったのですが、敷居の溝でない部分にも戸の跡がついてしまっているので、パテを盛ることにしました。
以前購入してまだ使ってなかったパテがあったのでこれを使うことにしました。これはホームセンターで購入したものですが、ダイソーに売ってる木工パテでも充分だと思います。ヘラは別途用意する必要がありますが。
敷居の溝の削れた部分を埋めてテープを貼る
付属の手袋をして A 剤 B 剤を質量で同量取り色が均一になるまでこねます。軽くサンドペーパーをかけた敷居の溝のえぐれてしまっているところに付属のヘラでこれを埋め込みます。
こんな感じで埋め込みました。パテ初挑戦でしたがうまく埋められたのではないかと思います。パテは乾燥すると少し凹むので、本来は少し多めに持って乾いてからサンドペーパーで削るのがよいようですが、今回は上から戸滑りテープを貼ってしまうので敷居の溝の中で段差がなくなればよい程度の精度でしか施工していません。
翌朝乾いていたところです。パテの毛羽立ちが目立ちます。
サンドペーパーで出っ張りだけ落とす感じで軽くかけました。
上から敷居溝テープを貼ってできあがりです。
敷居溝テープの幅が少し足りないですがまあよいでしょう。戸車で削れている方の端に敷居溝テープがぴったり合うように貼りました。セリアには 18 mm のしか売っていなかったのでそれを購入しましたが、ホームセンターなどで売っている 21 mm のものの方がよかったかもしれないです。
元のガラス戸を戻しました。滑りがよすぎて今までのつもりで扉を開けると勢いがつきすぎてバンっと開けてしまいそうです。扉の開け閉めの音も格段にちいさくなり少ない力で開くし大満足です。産後半月でこの作業をしたのですが神経も目も使うしで寝つきも悪くなり最悪でした。せめて妊娠中にやっておけばよかったです。でもこんなところの音が赤ちゃんに影響するなんて考えつきませんよね。ここのほかにも我が家の敷居は、それにするには柔らかい木なのか、溝が削れてしまっているところがあと数か所あるので修繕したいですがいつになることやら。
1 年経ったらセリアの敷居溝テープだとテープが並々になって見た目が悪くなってしまいました。開閉頻度が高いためテープが伸びてしまったのでしょう。ホームセンターでしっかりした敷居溝テープを購入することをおすすめします。