財布の小銭入れのホックが壊れたので部品を取り寄せ修理しました。
目次
ワックスコートバンの財布のホックのバネが 1 本ない
夫とつきあっていた時分に誕生日プレゼントで買ってもらった財布です。馬革のワックスコートバンでとても丈夫です。
小銭入れがオープンタイプで取り出しやすいのが気に入っています。
2016 年頃、財布の小銭入れのホックがゆるゆるになってしまいました。
よく見てみると固定バネが 1 つありません。
財布の構造を見てみると壊れた凹側は取り外し可能ですが、凸側は縫い目をほどかないと交換できそうにありません。
同じホックを探す
なので壊れた凹側だけ取り替えるだけですむように、同じホックがないか探してみました。
ホックを見てみると「 FIOCCHI 」と刻印されています。しかし同じホックは売っていませんでした。
もう少し調べてみると、どうやら「 FIOCCHI 」はイタリアの会社で、ドイツに本社のある「 Prym (プリム)」に買収されたとのことです。
→ Designer Leathers GO : FIOCCHI
ということで、楽天で「 PRYM 」のホックを探すと売っていました。
同じ部品のはずなので凹側のホックを取り替えれば小銭入れがピッタリ閉まるはずです。
そしてホックをどうやって外すか調べてみるとニッパーを差し込んで外せばよいようです。
ということで打棒とセットで購入しました。打棒の方が高いのが納得いきませんが、専用品のようなので素直に購入しました。しかしやる気が起きずそして息子も生まれたので 8 年ほど放置しておりました。小銭がたくさん入っているときにホックがハズレ小銭が飛び出していることがありましたが、そんなに不便はなかったのです。
ホックの取り替え
気が向いたので今年 6 月に 8 年越しに修理に取りかかりました。
まずホックをニッパーを差し込んで外します。
うまく外れました。
左が外した「 FIOCCHI 」のホックで、右が購入した「 PRYM 」のホックです。
下がしっかり硬いコンクリート土間の上にレンガを置きかまぼこ板を載せ打棒をゴムハンマーで叩きカシメます。
できあがったものを見てみると裏面が飛び出してしまいました。ホックを開けるときに少し遊びがある感じがします。
ということでホック自体はたくさんあるので、再度外して新しいものを取りつけました。そのときかまぼこ板を入れるのはやめて、レンガの上に布を敷きカシメました。
できあがりは「 PRYM 」のロゴが曲がってしまいました。まっすぐになるように置いてからカシメたのですが、ハマるときに回転してしまったようです。ここらへんが素人仕事ですが、使うのは問題ないのでそのまま使うことにしました。
裏側はきれいに平面になりました。そしてボチッといい音でホックがしまるようになりました。曲がってついてしまったのはまた今度ホックが壊れた際につけ直すときに気をつけようと思います。