先日腕時計の電池交換をしました。電池交換の道具などについては以下を参考にしてください。
今回交換したのは SWISS MILITARY ML-19 と GUCCI 5500M の 2 本です。 GUCCI のについては前回交換しようとして電池まで購入したのだけれど、やらずに放置していたものです。
GUCCI 5500M の電池交換とバンド調節
夫所有のものです。 5 年止まったままでも支障なかったのでなくてもいいのではないかとも思いますが、電池があるので交換します。
電池は SR927SW です。
まずバンドが邪魔で電池交換しにくいにでバンドを外します。時計の根本を外そうと思ったら、器具が大きくて入らなかったので、コマ部分を外します。
固定器具にバンドを挟み、ポンチをミニハンマーで上から軽く叩いてピンを抜きます。矢印の方向に力を加えることでピンが抜けるようになっています。
ピンが飛び出てくるのでこれを抜きます。
バンドの長さ調節もするので、もう 1 か所ピンを外しました。
次に電池交換をするために裏蓋を開けるのですが、開け口がよくわかりません。こじ開けナイフを差すために少しだけ浮いている部分があるはずなのですが、どこだかよくわかりません。
結局適当なところからナイフを差して開けたら、時計にキズがつきました。このようにキズがつくのが嫌な場合は業者に依頼したほうがよいです。 395 というボタン電池が使われています。これは SR927SW と同じ規格です。
→マクセル:ボタン電池対応表
電池を交換したあとの写真を撮り忘れましたが、交換後、裏蓋のパッキン部分にシリコンを塗布して裏蓋を閉めました。
短くしたバンドをつないでピンを通してポンチで叩いておしまいです。
ちゃんと動くし壊れてなくてよかったです。(裏側傷つけちゃったけど。)
SWISS MILITARY ML-19 の電池交換
これは前回書いた記事とほとんど同じなので、簡単に。詳細は下記を参考にしてください。
→腕時計の電池交換に挑戦: SWISS MILITARY ML-19 の電池交換
用意した電池は SR920SW です。
作業しやすいようにバンドを外して、カニ型オープナーでスクリューバックを開けます。開けるとき回す方向は反時計回りです。
電池を交換して、シリコンをゴムに塗布して元に戻します。裏蓋を回す加減は作業前の写真を参考にするとよいと思います。
問題なく動きました。時刻や日付を合わせて完成です。