火災報知器の電池が切れたので電池を交換しようと思いましたが、推奨されていないようなので新しい火災報知機を購入し取りつけることにしました。
ある日の朝、ピッピッピッと結構なボリュームで鳴り響く電子音。どこからかと思って家の中をうろうろしてみると、どうやら 2 階の踊り場部分に取りつけた火災報知器からの音のようです。
本体のランプが 10 秒おきに 3 回点滅し「ピッピッピッ」と電子音がしています。とりあえず本体のボタンを長押しすると音は止まったのでそのままにしていると、夜にまた同じ電子音が鳴り始めました。火災報知器は長押しして電池切れの警報を解除しても 12 時間後になる仕様みたいです。厄介ですね。まあ電池切れを放置したら火災報知機の意味がないですからね。
→一般社団法人 日本火災報知機工業会:住宅用警報器が鳴ったときの対処方法・角形警報器
また翌朝鳴っても困るので、裏のネジ 2 本を緩めて蓋を開け電池と本体を接続しているソケットを抜きました。
この火災報知機はホーチキ株式会社の SS-2LH-10M という機種で、平成 20 年に市町村の条例で設置が義務づけられたときに取りつけたものです。愛知県の市町村では平成 20 年 6 月 1 日から設置が義務化されました。その前に取りつけたのでちょうど 10 年で電池の寿命がきたようです。
電池切れなのでこの電池と同じものを買って入れ替えればいいんじゃないかと思って、本体に書いてある「 CR-AGB/C23P 又は CR17450E-R-CN6 3V 」という電池の型番で検索してみました。
形状からして以下の電池がつきそうです。価格は 1500 円程度です。同じような型番で電池の形状が違うものがあるので交換できるのか注意が必要です。
しかし家庭用の火災報知器は電池が切れた場合、電池を取り替えるのではなく、新しいものに買い替えるのが推奨されています。
→一般社団法人 日本火災報知機工業会:住宅用火災警報器交換のすすめ
本体が使えるのにもったいなぁ、と思ったのですが、そういえばマンションなんかの火災報知器は何年かに一度正常に動作するか点検があることを思い出しました。家庭用の火災報知機にも動作確認の機能がありますが、ズボラなのでそんなに頻繁に確認するとは思えないし、電池だけでなく本体のセンサーなどの電子部品が経年劣化で故障することも考えられます。それに万が一火事になった場合、推奨されていない電池交換では保険が下りないかもしれません。しかも新しい火災報知機を購入しても電池を交換するのと数百円しか変わりません。なので安心を買うことにしました。
というとこで新しい火災報知器を購入しました。今回電池が切れた 2 階のほかに台所にも設置しているので 2 個セットを購入しました。
Panasonic のけむり当番 薄型 2 種 SHK38455 という機種です。
設置したところです。以前の火災報知器より薄くなっているのかそのままだと浮いたので木ネジを少し押し込む必要がありました。
火災報知機はまとめて購入すると安くなるようで、今回購入した 2 個セットのほかに、単品と 4 個セットがあります。 4 個セットなら電池を購入するより安くすみそうです。