トイレのうず

体格が成長曲線上限でよく食べるので離乳食を目安量より多くあげていましたが、卒乳(卒哺乳瓶)してから牛乳やフォロミを全く飲まなくなったので、タンパク質の摂取量が全然足りてなかった話です。元気なく指しゃぶりをしつつゴロゴロしており、発達も遅れぎみで 1 歳 6 か月健診では経過観察になりましたが、タンパク質の量を増やしたら元気になって発達も追いついてきた話です。

1 歳 5 か月頃疲れやすく気力がない息子

1 歳 3 か月頃に発語も少しあり指しゃぶりもやめそうな様子だったのに、 1 歳 5 か月( 17 か月)頃になると疲れているのか天井を見ながらゴロゴロして指しゃぶりをすることが増えました。吸ってる親指が赤く変色して治りません。よだれも 1 歳 3 か月ごろは出なくなってきていたのにまたダラダラ出始めました。疲れやすく散歩のため外に出ても抱きついてきてすぐに家に帰りたがります。何かおかしいなと思いつつも具体的に何をしていいのか全くわからず様子をみていました。ちょうど 10 番目のメンタルリープの期間だったので終われば元気になるかな、などと考えていました。

鉄とタンパク質不足を解消したら発達障害が改善するという本

そんな頃、夫が「食事でよくなる! 子供の発達障害 ( たんぱく質と鉄分の不足が子供を蝕む ) 」という本を図書館で借りてきました。夫曰く予防できるならしておいたほうがいいじゃないかとのこと。

読んでみると考え方はオーソモレキュラー療法(分子栄養療法)でその中でも鉄とタンパク質がとても大事だということが書いてありました。この 2 つの栄養素が足りないと、大人ならうつ状態に、子どもなら発達障害のような症状になるとのことです。欧米のオーソモレキュラー療法を日本人が取り入れてもうまくいかないのは、鉄とタンパク質が不足しているからだそうです。そして本に書いてある症状がゴロゴロ天井を見上げている息子に通じるものがあります。疲れやすいとか、歯石ができるとか、おむつかぶれが治らない、などです。

「食事でよくなる ! 子供の発達障害(たんぱく質と鉄分の不足が子供を蝕む)」の 49 〜 50 ページに鉄不足によって現れる症状が載っています。

  • イライラしやすい
  • 集中力低下
  • 神経過敏、ささいなことが気になる
  • 立ちくらみ、めまい、耳鳴り
  • 片頭痛
  • 疲れやすい
  • 関節や筋肉などの痛み
  • のどのつまりや違和感
  • 冷え性
  • 朝なかなか起きられない
  • アザができやすい
  • 肌、髪、爪のトラブル
  • 不妊
  • むずむず足症候群
  • 氷を食べる
  • 土を食べる

母親にこれらの症状がある場合鉄不足の可能性が高く、その場合母親から栄養をもらって育った子どもも鉄とタンパク質が不足しており発達障害になる可能性が高いようです。鉄不足の人はタンパク質不足も併発しており、鉄とタンパク質を補うことで症状が緩和されるようです。

鉄は十分足りていた

わたしは妊娠中なんとなくキレート鉄のサプリメントを飲んでいました。産後は母乳が出なくて息子は完ミで育ったのである程度の鉄分は摂れているとは思います。

卒乳後離乳食のみになってからの鉄の摂取量を大まかにに計算していたのを載せます。鉄の含有量が多いもののみピックアップして計算しました。

1 歳 5 か月頃の実際の鉄の摂取量の計算
単位 1 食の量 1 食の
鉄の量 (mg)
単位あたり 単位あたりの
鉄の量 (mg)
オートミール g 32 1.49 30 1.4
きな粉 g 5 0.40 100 8.0
小松菜 g 15 0.42 100 2.8
野菜ハイハイン 2 0.70 2 0.7
キャンディーチーズ g 10 2.30 10 2.3
合計 5.31

1 〜 2 歳の推奨量が 4.5 mg なので十分に摂れています。オートミールと鉄分添加のハイハインとキャンディーチーズがそのほとんどをしめていますが。鉄分を食品から全部取ろうとするとかなり大変がなことがわかります。鉄添加万々歳です。

しかし鉄を体内に取り込んで血液等に溜め込むにはタンパク質が必要なので、いくら鉄を摂っていてもタンパク質不足だと貯蔵鉄(フェリチン)が増えないようです。貯蔵鉄がないと必要なときに柔軟に鉄を供給できないので、エネルギーである ATP (アデノシン三リン酸)を効率的に作れなくて、疲れやすかったりイライラしたり、子供なら癇癪を起こしたりするようです。

タンパク質は離乳食完了期目安量の上限をあげていた

タンパク質不足なら心当たりがあります。うちの息子は牛乳が嫌いで朝食のオートミール粥に入れている以外は摂取していません。量にして 130 ml 程度。 9 か月で卒ミルクをしフォローアップミルクを哺乳瓶で飲むようになり、 1 歳 1 か月で卒哺乳瓶(卒乳)したらフォローアップミルクすら飲まなくなりました。なので卒哺乳瓶(卒乳)後は離乳食完了期の目安上限のタンパク質を与えていました。 1 回あたり、魚・肉なら 20 g 、豆腐は 55 g です。

→厚生労働省:授乳・離乳の支援ガイド

しかし卒哺乳瓶時の 1 歳 1 か月は体重が 10.7 kg でしたが、 1 歳 5 か月のときは 12.15 kg に増え、タンパク質の量が明らかに足りなくなってきたようです。牛乳の分タンパク質が足りないかもしれないと思いつつ、計算するのが面倒でつい後回しにしてしまっていたのです。タンパク質の量を増やそうにも離乳食完了期の目安の上限あげていたし、タンパク質は腎臓に負担がかかるから増やさないほうがよいと聞いていたので、離乳食の量を増やす際はご飯などの炭水化物や野菜を増やしていました。そして野菜があまり好きではないので必然的に炭水化物の量が増えてしまっていました。(以前栄養相談でよく食べるのでどのように離乳食の量を増やしたらいいか聞きにいった際、増やさず大きく切って食べさせるようにと役に立たないアドバイスをされたので、栄養相談にいく気はありませんでした。)

1 日のタンパク質摂取量を計算

食事でよくなる! 子供の発達障害(たんぱく質と鉄分の不足が子供を蝕む)」の本を読んだその日のうちに、息子が食べていた 1 日分の食事のタンパク質をパッケージ裏の成分表や厚生労働省の食品データベースから抜き出して計算してみました。以下、 1 日の献立と摂取タンパク質と摂取エネルギーです。

1 歳 5 か月頃の実際のタンパク質とエネルギーの摂取量
食事区分 メニュー 食材名 単位 1 食の量 摂取タンパク質量 (g) 摂取エネルギー (kcal)
朝食 オートミール粥 オートミール g 32 4.69 118.4
牛乳 g 130 4.29 87.1
バナナ g 40 0.44 34.4
きな粉 g 5 1.84 22.5
裏ごしさつまいも g 25 0.30 34.0
ブレイズ なす g 8 0.13 1.8
ズッキーニ g 8 0.10 1.1
パプリカ g 3 0.02 0.8
トマト g 8 0.06 1.5
エリンギ g 3 0.08 0.6
朝食合計 11.69 302.2
昼食 ご飯 米(炊飯後) g 100 1.74 102.3
食パン 6 枚切り 0.25 1.28 44.3
しらすと小松菜あえもの しらす g 20 4.62 22.6
小松菜 g 15 0.23 2.1
にんじんスティック にんじん g 30 0.21 11.7
トマトと玉ねぎの煮込み トマトピューレ g 9.375 0.12 2.9
玉ねぎ g 10 0.10 3.5
バナナ g 40 0.44 34.4
昼食合計 8.73 223.7
おやつ やさいハイハイン 2 0.10 13.0
キャンディーチーズ g 10 1.90 30.0
おやつ合計 2.00 43.0
夕食 ご飯 米(炊飯後) g 100 1.07 102.3
食パン 6 枚切り 0.25 1.28 44.3
豆腐 豆腐 g 60 3.18 37.2
にんじんしりしり にんじん g 20 0.14 7.8
ツナ缶 g 1 0.26 4.1
ブロッコリー g 30 1.05 12.0
バナナ g 40 0.44 34.4
夕食合計 7.41 242.1
1 日の合計 29.83 810.9

計算してみると 1 日のタンパク質摂取量の合計は 29.83 g でした。

タンパク質摂取の目標量

この値が多いのか少ないのか知るためにタンパク質の摂取量の基準が知りたくなります。幼児食の本「フリージング幼児食 1 週間分作りおき! 1 歳半〜 5 歳」を図書館で借りたら、 1 日の目安に厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」が使われていたのでそちらを参考にすることにしました。 2015 年版だったので最新の 2020 年版を探しました。

→厚生労働省:日本人の食事摂取基準( 2020 年版)

これによると 1 〜 2 歳男性のタンパク質の推奨量は 20 g で、目標量は 1 日 31 〜 48 g です。息子の現状は推奨量は満たしていますが、目標量には下限にも届かない状態です。牛乳を飲まない代わりにおやつにチーズを与えているから大丈夫だろうと思っていましたが、それでは全然足りなかったのです。

ちなみに推奨量は「十分な量というより摂取不足を回避できるというレベルの量」で、目標量は「生活習慣病の予防のために現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量」とされています。「日本人の食事摂取基準」では年代によって多少違いますが、タンパク質の目標量は摂取エネルギーの 13 〜 20 % と定めています。この下限の値は各該当の年齢階級で身体活動レベル I (低い)のエネルギーに対するタンパク質の推奨量の割合であり、余裕をみて少し多めに設定してあります。また 1 〜 2 歳男性の推奨量と目標量の値が 1.5 倍以上の差があるのは身体活動レベルが II (普通)しか存在しないためです。

→ Q ’ sai :たんぱく質の基本の「き」:ゆで卵なら 7.7 個分 !? 1 日のたんぱく質推奨量

推奨量と目標量のどちらを参考にするかですが、「フリージング幼児食 1 週間分作りおき! 1 歳半〜 5 歳」の 1 歳半〜 2 歳の 1 日の食事の目安量のたんぱく質源の量からタンパク質量を逆算すると下限でおおよそ 30 g だったので目標量を基準に目安量を作っていると判断し、目標量を基準にすることにしました。目標量は 2015 年に改定された「日本人の食事摂取基準」で登場した値なので、それに以前に刊行されたものは推奨量が使われているようです。

ちなみに大人のタンパク質の摂取量の目安は「新しいタンパク質の教科書 健康な心と体をつくる栄養の基本」によると体重 1 kg あたり 1 g です。「日本人の食事摂取基準」の 18 ~ 29 歳 の参照体重は 64.5 kg でタンパク質の推奨量が 65 g なので、推奨量と同じくらいです。この本は子どもについてはあまり記述がありません。「まんがでわかる 子育て・仕事・人間関係 ツライときは食事を変えよう」には子どもは体重 1 kg あたり 2 g のタンパク質が必要とかかれています。日本人の食事摂取基準の目標量の方がタンパク質の摂取量が多くなっています。

また「新しいタンパク質の教科書 健康な心と体をつくる栄養の基本」によると、 PFC バランスという考え方があり、これは摂取エネルギーにおける三大栄養素の割合をしめしています。バランスがよい比は「タンパク質 15 % 、脂質 25 % 、炭水化物 60 % 」だそうです。「日本人の食事摂取基準」のタンパク質の目標量が 13 % 〜 20 % なので、概ね一致します。

それぞれの栄養素からエネルギーになる概数として用いられるのが Atwater 係数で、タンパク質 4 kcal/g 、脂質 9 kcal/g 、炭水化物 4 kcal/g です。息子は計算すると 810.9 kcal を摂取しているので、以下の計算でタンパク質の総エネルギーに対する割合が計算できます。

29.83 (g) × 4 (kcal/g) ÷ 810.9 (kcal) = 14.7 (%)

思ったより摂取エネルギーが少なかったのでこれでもタンパク質の目標量に届いていました。料理に使っている油を計算に入れなかったので摂取エネルギーが少し少なく見積もられているからでしょう。しかしタンパク質は体の材料なのでバランスより絶対量が大切なようなので、目標量の中央値以上を目指すことにしました。

牛乳を飲まないなら離乳食の目安量ではタンパク質が足りていない

タンパク質の摂取量が少ない原因は前述の通り牛乳を飲まないことです。離乳食完了期の目安量は牛乳を 400 ml 飲んでいることが前提でタンパク質の量が定められているのです。そういえば離乳食の講座だったり、先の栄養相談の際に 1 歳で牛乳は 400 ml 飲んでいるのが理想といっていたような覚えがあります。離乳食の本にもさらっと目安量の表とは別に文中に 300 〜 400 ml の乳製品を摂るように書いてありました。(もっと強調して書いてほしいです。)

牛乳 100 g あたり 3.3 g のタンパク質が含まれているので、牛乳 400 g (約 400 ml )だとタンパク質は 13.2 g です。これを先程計算した息子の 1 日の摂取タンパク質量に足すと 41.99 g となり目標量内に収まります。つまりちょうど牛乳 400 ml 分のタンパク質が足りなかったのです。

牛乳分のタンパク質を卵で補うことにした

牛乳は飲まないので別のタンパク質の多い食材で補完することにしました。タンパク質の多い食材といえば卵です。 100 g あたり 12.3 g のタンパク質が含まれています。卵は M サイズで正味約 50 g なので、 2 個食べれば牛乳 400 ml とおおよそ同じタンパク質の量が摂取できます。 

→ cookpad :卵 1 個は何グラム(殻なし・殻あり)

ということで手づかみのために出していた食パンの代わりに、卵焼きを作って昼食と夕食のあとに食べさせ始めました。

卵の遅延型アレルギーの疑い

ここで問題が起きました。卵を積極的に食べさせ始めてから何日か経ってから右のほっぺたが赤く腫れるのです。よくよく観察してみると 11 時頃から晴れ始めて、翌朝少し晴れが引いて、また 11 時くらいに腫れ出します。もしかして卵アレルギーではないかと思って卵を食べさせなくても、 11 時頃から腫れるのです。卵は関係なかったと思って食べさせ続けたら毎日 11 時から赤く腫れます。もしかして遅延型アレルギーではないかと思って卵を何日か食べさせなかったら頬は腫れませんでした。

卵の遅延型アレルギーを疑ってアレルギー科も標榜する小児科にかかったら、看護士さんが聞き取って書いた問診票を見て「乾燥が原因の湿疹でしょう」といってステロイド剤を処方されて終わりました。しかし卵を食べさせなかったら頬は腫れないのでステロイド剤はつけずに終わりました。

問題は卵です。卵にどのように慣らしていったらいいか聞きたかったのに、乾燥による湿疹と診断されて終わってしまいました。食べたものと腫れる時間のデータを取って再度診察にいこうかと思ったのですが、新型コロナが流行してきたのでやめました。なので自己流でつなぎに卵を使う程度にして慣らしていったら、初めは頬が赤くなりましたが、現在は卵 1 個を食べても翌日頬が腫れることはなくなりました。

卵を 1 日に 2 個食べさせるのは多すぎたようなので、とりあえず今まで食べさせていた食事の量に昼食と夕食時に豆腐を足すことにしました。

タンパク質 3 g 分で 1 単位として離乳食のストックを作り組み合わせる

離乳食完了期の目安量の上限の魚・肉に含まれるタンパク質量は以下のようです。

離乳食完了期目安量のタンパク質群に含まれるタンパク質の量
単位 1 食の量 1 食の
タンパク質 (g)
単位あたり 単位あたりの
タンパク質 (g)
若鶏ささみ g 20 5.92 100 29.6
若鶏胸肉 g 20 4.66 100 23.3
豚肉もも g 20 4.10 100 20.5
カジキマグロ g 20 4.58 100 22.9
しらす g 20 4.62 100 23.1

肉・魚 20 g にはおおよそ 4 〜 5 g のタンパク質が含まれています。これを 3 食なので 1 日のタンパク質摂取の目安はおおよそ 12 〜 15 g です。先に挙げた通り牛乳 400 ml のタンパク質の量は 13.2 g なので、牛乳を飲んでいないなら目安量の倍のタンパク質を与えていいわけです。

いちいちタンパク質を計算するのは面倒なので、タンパク質おおよそ 3 g で 1 単位とすることにしました。牛乳を含めた 1 日離乳食完了期のタンパク質の摂取目安量はおおよそ 27 g なので、 9 単位です。 1 食あたり 3 単位ですが、朝はオートミールパンで固定しているので、昼と夜を 4 単位ずつにすることにしました。

具体的には肉・魚なら約 30 g でタンパク質が約 6 g なので、 2 単位とし料理して小分けにしてフリージングしました。豆腐は男前豆腐店の特濃ケンちゃんが 90 g の 3 個綴りで 1 個あたりタンパク質が 5.5 g なので(多少少ないですが)それを 2 単位としました。卵も M サイズ 1 個でタンパク質が約 6 g 含まれているので 2 単位としました。またコープの幼児食の冷凍食品も裏の成分表示を見て、タンパク質が 3 〜 4 g 程度になるように個数を合わせ、それを 1 単位として組み合わせています。

タンパク質を目安量の倍与えてから元気になった

1 歳 5 か月後半から牛乳の分をほかに置き換えてタンパク質をしっかり与え始め、息子もだいぶ元気になってきました。以前のように天井を見上げて指しゃぶりをしてぼーっとしていることはなくなりました。しかし卒哺乳瓶後の 1 歳 2 か月から 1 歳 5 か月の約 3 か月間タンパク質の摂取量が少なかったため、うまく成長できていないところがあります。

発語

例えば 1 歳 3 か月頃に「おいしい」といってご飯を食べていたのにしゃべらなくなりました。それからしゃべったのはタンパク質を増やして 1 か月ほどだった 1 歳 6 か月後半でそれ以後語彙も増えていきました。 1 歳 6 か月健診ではしゃべっていなかったので、発語なしに丸をしたら保健師さんにしつこくされて親子教室的なものに誘われたりしましたが、新型コロナも流行り始めていたので断りました。だいぶ元気になってきてはいましたがまだ本調子ではないので、親子教室に通い刺激を与えて疲れさせるよりも様子を見ることにしました。またタンパク質不足で脳の神経がうまく発達できていないと思っていたので、タンパク質を食べさせ続ければ改善されると思ったからです。

よだれ

また 1 歳 3 か月頃よだれの量も少なくなってきてスタイが取れそうだったのですが、元気なくゴロゴロし始めてからまたよだれの量が増えてきました。たぶん成長に必要なタンパク質が足りなくて筋肉を分解してタンパク質を調達し始めたのだと思います。ゴロゴロしているのも体幹の筋肉を分解していたのでしょう。しゃべらなくなったのも口や舌の筋肉がタンパク質として使われていたのだと思います。(再利用したタンパク質は質が悪いので作られた組織がエラーを起こすことが多いようです。)結局スタイが取れたのは 1 歳 10 か月頃でした。

皮膚

あとタンパク質を食べさせ始めてから指しゃぶりで赤くなっていた親指がすぐによくなりました。何か月も治らなかったオムツかぶれもすぐにきれいになりました。皮膚を治すところまでタンパク質が回っていなかったようです。

歯石

それから 1 歳 2 か月のときに前歯と歯茎の境目に白いものがあって、もしかして初期虫歯かも、と歯医者にいったら歯石だといわれたことがありました。この歯石も 2 歳 2 か月では増えることはなくなりました。唾液は消化酵素が含まれておりタンパク質からできているので、タンパク質が充足したら歯石もそれ以上はできないようです。「食事でよくなる! 子供の発達障害(たんぱく質と鉄分の不足が子供を蝕む)」にも筆者の体験談として 26 ページに歯科健診で歯垢が減って驚かれたというくだりがあります。

身長・体重

タンパク質をたくさん与え始めてから体重はあまり増えなくなりました。 13 キロ前後増えたり減ったりを繰り返しながら、 2 歳 3 か月の現在は 14 キロです。その代わり身長がぐっと伸び 1 歳 6 か月健診で 82.8 cm だったのが、柱に立たせて計ったら現在は 92.5 cm ありました。 9 か月で 10 cm も伸びました。秋冬物は 95 cm を買いましたが物によってはもう少し小さいです。余った糖質は脂肪に変わるため横に大きくなるけれど、タンパク質は体の材料として使われるので縦に大きくなるようです。身長は成長曲線上限ですが、体重は少し内側なのでスリムにもなりました。

「ちょうだい」はまだいえない

1 歳 9 か月で 2 語文もしゃべり始め発達もだいぶ追いついてきました。新型コロナの影響で 2 歳の歯科健診がだいぶ後ろ倒しになりましたが、問診票を確認してみたところ、コミュニケーション系の項目で 1 ついいえがありますがあとはクリアできていました。 1 ついいえになった項目は「何かほしいものがあるときに『ちょうだい』といいますか」という問です。また健診で保健師にしつこくされたくなかったので、 2 歳すぎてから息子が何か取ってほしそうなときに「ちょうだいっていうんだよ」と教えていたら、あるときに「いえないよ」とぼそっと悲しそうにいったので、ちょうだいを教えるのは諦めました。まだ口の筋肉が発達していないので「ちょ」という音が出せないようです。歯科健診の問診は憂鬱ですが腹をくくって「いいえ」に丸をつけようと思います。また手先が不器用なようなので手先を使う遊びと思い、ジグソーパズルをやりはじめました。

→高山市:発達のめやす

上記の表が発達の目安としてわかりやすいです。

自分自身も子どもの頃から鉄・タンパク質不足だったようだ

また「薬に頼らず子どもの多動・学習障害をなくす方法」という本も読みました。先に挙げた本の共著の精神科医が書いている本です。この本を読んでいるとわたし自身が子どもの頃から鉄とタンパク質不足だったのだと痛感させられました。朝起きられないとか、朝礼で気持ちが悪くなるとか、氷を食べるとか、アザができやすいとかです。もっと早くから真面目に鉄のサプリメントを飲んでいたら人生が違っていたかもしれません。まあその頃はこの本も発売されていない上にサプリメントも手軽に手に入らなかったのでしょうがありませんが。

今はわたしもタンパク質と鉄不足を解決すべくプロテインとキレート鉄を飲んでいます。

1 歳 11 か月頃のメニューとタンパク質と鉄の摂取量

1 歳 11 か月頃の食事内容とタンパク質とエネルギーと鉄の摂取量を表にまとめてみました。

1 歳 11 か月頃の実際のタンパク質とエネルギーと鉄の摂取量
食事区分 メニュー 食材名 単位 1 食の量 摂取タンパク質量 (g) 摂取エネルギー (kcal) 鉄の量 (mg)
朝食 オートミールパン オートミール g 25 3.67 92.5 1.17
牛乳 g 97 3.20 65.0
バナナ g 50 0.55 43.0
きな粉 g 5 1.84 22.5 0.40
うらごしかぼちゃ g 10 0.20 10.0
プロテイン g 2 1.79 7.3
うらごしポテト g 20 0.30 15.0
朝食合計 11.54 255.3
昼食 ご飯 米(炊飯後) g 80 1.39 81.8
キャベツと鶏ひき肉の
ハンバーグ
鶏ひき肉 ( 胸 ) g 15 3.66 18.2
鶏ひき肉 ( もも ) g 15 3.30 38.0
キャベツ g 30 0.39 6.9
g 8 0.98 12.1 0.14
豆腐 g 90 5.50 68.0
ゆでたにんじん にんじん g 20 0.14 7.8
おさかなのソーセージ g 20 1.80 35.1
昼食合計 17.17 267.9
おやつ g 70 0.42 28.0
キャンディーチーズ g 15 2.85 45.0 3.45
おやつ合計 3.27 73.0
夕食 ご飯 米(炊飯後) g 80 1.39 81.8
ツナと豆腐のハンバーグ 木綿豆腐 g 37.5 2.70 29.6
ツナ 0.125 1.60 25.8 0.11
大葉 g 0.625 0.02 0.2 0.01
レバー入り肉団子 20 3.00 40.0
ブロッコリー ブロッコリー g 30 1.05 12.0
かぼちゃの煮物 かぼちゃ g 40 0.76 19.6
バナナ バナナ g 40 0.44 34.4
夕食合計 10.97 243.4
1 日の合計 42.94 839.6 5.28

夕食にタンパク質を 4 単位(約 12 g )は食べないので、昼食に 5 単位(約 15 g )、夕食に 3 単位(約 9 g )食べさせています。朝はオートミールパンで 3 単位程度です。

1 日のタンパク質の摂取量は 42.94 g で、摂取エネルギーは 839.6 kcal 、鉄は 5.28 g です。 1  〜  2  歳男性のタンパク質の目標量は  1  日  31  〜  48 g なので真ん中くらいです。 % エネルギーで示すと 20.5 % と目標量の上限でした。

1 〜 2 歳男性の推定エネルギー必要量は 950 kcal なので、摂取エネルギーが思ったより少ないです。料理に使う油を計算に入れていないのでそれを足したら、摂取エネルギーが増えもう少し % エネルギーの値が下がると思います。普段料理に使っているこめ油が大さじ一杯 (14g) 当たりのエネルギーが 126 kcal なので、今の食事に油を大さじ 1 杯多く取れば、摂取エネルギーも年齢の推定エネルギー必要量に届くし、 % エネルギーも 17.8 % になります。

→日清オイリオ:日清こめ油

また息子の体重は 1 歳 11 か月で 13.5 kg と成長曲線上限なので、もう少しタンパク質を摂取してもいいかもしれません。

1 歳 2 か月頃と 1 歳 11 か月頃の食事の写真

以下は 1 歳 2 か月頃と 1 歳 11 か月頃の昼食の食事内容の写真です。 1 歳 2 か月頃は炭水化物や糖質が多いのがよくわかります。 1 歳 11 か月ではタンパク質中心になっているのがわかると思います。

1 歳 2 か月頃の朝食

1 歳 2 か月頃の朝食

1 歳 11 か月頃の朝食

1 歳 11 か月頃の朝食

1 歳 2 か月頃の昼食

1 歳 2 か月頃の昼食

1 歳 11 か月頃の昼食

1 歳 11 か月頃の昼食

1 歳 2 か月頃の夕食

1 歳 2 か月頃の夕食

1 歳 11 か月頃の夕食

1 歳 11 か月頃の夕食

またお腹が空いてもっとほしそうなときに、以前はバナナを追加で与えていましたが糖質が多いので、今はキャンディーチーズを食べさせています。

まとめ

卒乳後牛乳を飲まないと離乳食完了期の目安量のタンパク質を与えていてもタンパク質に陥るというのは本当に盲点でした。牛乳を飲まないならタンパク質を目安量の倍摂ってちょうどいいくらいです。タンパク質は体の材料なので成長期の子どもにはすごく大事な栄養素です。

改めて「食事でよくなる ! 子供の発達障害(たんぱく質と鉄分の不足が子供を蝕む)」という本を夫が図書館で借りてきてくれてタンパク質不足に気づけてよかったです。そういえばネントレのジーナ式の「カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」の本(改訂版ではない旧版の方)にも鉄を補給するためにタンパク質を食べさせろと書いてありましたね。早期にタンパク質不足に気づき量を増やし、鉄も足りていれば発達も徐々にですが追いつくようです。早く追いつきたい場合はビタミン剤を摂取させるとよいようです。詳しくは「薬に頼らず子どもの多動・学習障害をなくす方法」を読んでみてください。

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