最近めっきり修理ブログになっていますが、今日もプチ修理。 1 階座敷の襖、姪っ子が畳の上に置いてあったつっぱり棒をバトンのように振り回してふすまに穴を開けてしまいました。そして洗濯物を鴨居に渡したつっぱり棒にかけていたら、落っこちてきて 2 つ目の穴。
襖の穴は基本的に襖紙を張り替えるしかないようですが、簡単な補修ならできるようなので挑戦してみました。
必要なものは以下。
- ハガキくらいの厚さの厚紙
- のり
- 霧吹き
- ハサミ
方法は簡単。
- まず襖を外して穴が空いた箇所を霧吹きで湿らす。
あまり湿らせ過ぎない。輪ジミができる原因になります。 - 厚紙を穴より大き目に切って穴に入れる。
入りそうな方向から入れて、襖の中で回転させるとよいです。目打ちなど先のとがったもので厚紙の中心を刺して回すとうまく動かせるようです。 - 厚紙にノリをつける。
わたしは昔ながらのでんぷんノリを使いました。 - 破れた紙を丁寧に伸ばして貼り付ける。
これで乾けば完成。
穴の部分の襖紙の破れはあまり目立たなくなりましたが、初めに霧吹きで湿らせ過ぎたので輪ジミができてしまいました。古い襖は汚れが表面に着いており、湿らすことで輪ジミができやすくなるようです。穴は目立たなくなったけど、輪染みがすごく目立ちます。今回の補修は失敗かも。
※参考
→わらしべ暮らしのブログ:簡単! DIY でふすまの穴・破れの修理(補修)する方法
→掛け軸修理の表具店高梧堂:襖の簡単修理 ~ 破れの補修 ~