「トイレのうず」なんていうサイト名でブログを書いているのですが、前にも書いたように我が家には「トイレのうず」がありません。そう水が流れない汲み取り式トイレなのです。我が家より前に建った母屋ももちろん汲み取り式で、こちらの便槽のフタが大変なことになっているので、新しいものを購入しました。
現状の便槽のフタはこんな感じです。元々のフタが金属のようで腐食したため、雨水が侵入したり、臭いが漏れるので、応急処置的にお盆を載せてダクトテープで留めていました。でもやはり糞尿の発酵により発生した気体ですぐにダクトテープが劣化するようで、お盆が動かないようにガラス製の鍋の蓋を載せていました。
フタを取り外して裏から見るとこんな感じで元のフタはほとんど朽ちていてお盆が見えます。そこで新しい便槽のフタを購入しました。
夫がいろいろと調べて購入したのは JOTO 汚水マス用蓋 JM-350C です。
→ JOTO :蓋(雨水・汚水)排水・下水関連製品カタログ
こちらのカタログの注意書きには「便槽用としては、使用できません。」とあるのですが、夫が問い合わせたところ、素材が変質することなどはないが、何かあっても責任は取れないということをいわれたようです。まあ自己責任で使えってことですね。
一応カタログの同じページに耐候性・耐薬品性に優れた浄化槽用に使えるマンホールカバーもありますが、大きさが合わなかったり、枠つきなので母屋の便槽の枠と合わないため、母屋の便槽のフタとしては使えないと夫は考えたようです。
便槽のフタの交換後はこんな感じです。これで汲み取りの人も面倒なくフタが外せるでしょう。
今回この件についてはわたしはあまり関わらず、写真だけ撮影して夫に任せていたのですが、この記事を書くために改めて写真を見て気がついてしまいました。
枠の部分のモルタルが一部取れてしまっているから、モルタルを埋めようと夫はしていたようですが、これはメンテナンスのためにわざと枠周りのモルタルを取り除きやすくしているのでしょう。つまり本職の方が便槽のフタを交換する場合は浄化槽でも使える JM-350B を用意して、枠周りのモルタルを剥がして、枠も新しくするのが正解のようです。そうなるとかなり大掛かりな作業になりますし、枠はまだ使えそうだしその方が安上がりなので、今回はこれでよかったことにしておきます。
今回購入したのは枠なしの以下の商品です。