現在 7 か月の息子の生後 2 か月の記録をメモと育児日記を元に記事にしました。 1 日のスケジュールはジーナ式を元にし、子どもへの接し方はトレイシーを参考にして育児を行っています。
ジーナ式やネントレについては下記の記事を参考にしてください。
新生児期と生後 1 か月の記録は以下からどうぞ。
目次
生後 2 か月の生活パターン
生後 2 か月の生活パターンは以下のグラフのようです。育児ノートというアプリから PDF に書き出したものを月齢別にまとめました。
生後 2 か月の平均的なスケジュール
平均的なスケジュールを示すと以下のようになります。
日課 | 2 か月の平均 | 2 〜 4 週目 | 4 〜 6 週目 |
---|---|---|---|
起床・授乳① | 7:00 | 7:00 (搾乳挟んだを 振り分け) |
7:00 (搾乳挟んだを 振り分け) |
朝寝 | 8:50 〜 9:50 |
8:30/9:00 〜 10:00 |
9:00 〜 10:00 |
授乳② | 10:15 | 10:00 着替え 10:30 |
着替え 10:30 |
昼寝 | 11:40 〜 14:10 |
11:30/12:00 〜 14:00 |
11:30/12:00 〜 14:00/14:30 |
授乳③ | 14:20 | 14:00 | 14:00/14:30 |
夕寝 | 16:10 〜 17:00 |
16:00 〜 17:00 |
16:15 〜 17:00 |
授乳④振分 | 17:00 | 17:00 | 17:00 |
お風呂 | 17:50 | 17:45 | 17:45 |
授乳④ | 18:20 | 18:15 | 18:15 |
就寝 | 19:00 | 19:00 | 19:00 |
授乳⑤ | 22:30 | 22:00/22:30 | 22:00/22:30 |
授乳⑥ | 4:00 (起きた時間に適宜 2 か月半で突如なくなる) |
(起きた時間に適宜) | (起きた時間に適宜) |
お昼寝合計時間 | – | 5 時間 | 4 時間 30 分 |
この頃は前半 2 〜 4 週、後半は 4 〜 6 週のスケジュールをやっているつもりでした。この 2 つのスケジュールの違いは 10 時の授乳の振り分けがなくなり授乳開始が 10 時半になるところと、全体的にお昼寝の時間が短くなるところです。また 4 〜 6 週では昼寝から起こす時間が 14 時半でもよくなります。なので寝ついた時間が遅かった場合や途中ゲップなどで起きてしまった場合は昼寝の上限時間の 2 時間半を守りつつ寝るだけ寝かせていました。よって 14 時の授乳時間が日によってまちまちです。
ジーナ式スケジュールの/(スラッシュ)の意味
この頃ジーナ式スケジュールのまとめの表を作成してようやくジーナ式の肝みたいなのがわかってきました。ジーナ式のスケジュールにうまく乗せるにはスケジュールの授乳やお昼寝の時間にある ”/” (スラッシュ)の意味がわかっていないといけないのだと気がつきました。 ”/” (スラッシュ)は英語圏では「または」の意味で使われます。
なので「 14:00/14:30 」と書いてあったら 14 時または 14 時半の意味で、授乳なら 14 時から 14 時半の間に授乳を開始すればよいのです。昼寝の開始時刻が「 11:30/12:00 」で昼寝の終了時刻が「 14:00/14:30 」でかつ 2 時間半以上寝かさないようにと書いてある場合、 11 時半すぐに寝ついたらそこから 2 時間半の 2 時に起こし、 12 時に寝ついたら 2 時半に起こせばよいのです。きちんと 2 時間半寝ないと夕寝まで持たずぐずぐずしてしまいます。
ジーナ式は時間がピシッと書いてあるわりには本の中でジーナはフレキシブルに対応するのが肝といっているのは多分このスラッシュのことなんだと思いました。
祝! 夜通し寝
この時期の特記すべきことはやはり 4 時の授乳がなくなり 22 時の授乳を最後に夜通し寝てくれるようになったことでしょう。ジーナによると 4 時の授乳はだんだん後退していって 7 時に吸収される形でなくなるとのことでしたが、 2 か月半のある日突然なくなりました。ちょうどジーナが夜通し寝ると書いてあった体重の 5.4 kg を超えた 2 日後でした。このあたりの記述からもジーナすごいと思ってしまいます。
ちなみに我が家はシフト制を敷いており夜間対応は夫の担当だったので夜通し寝てもわたしの睡眠時間は変わらなかったのでした。しかし夫の生活の質は著しく向上し昼間に活動できる時間が増えました。
各授乳時間のミルクの量と増やし方の目安
ジーナ式では昼間( 7 時から 22 時)に必要なミルク量を飲ませることで、赤ちゃんに夜通し眠ってもらうことを目指しています。ジーナの「カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」の 82 ページに書かれているミルク量は日本人には多すぎるので、表を参考に自分で目安を作って飲ませていました。
ミルク缶の 2 〜 3 か月は 160 ml の 6 回以下の通り。
160 ml × 6 = 960 ml
成長曲線ど真ん中なので 2 か月の最後の週に 960 ml を飲むのを目安にしました。 1 〜 2 か月のミルク量が 840 ml なので以下のようになります。
(960 ml – 840 ml) ÷ 4 = 30 ml
1 週間で 30 ml なので 2 日に 1 回どこかの授乳を 10 ml 増やす感じです。
実際に飲ませた量は下記の通りです。
(ml) | 9 週目 | 10 週目 | 11 週目 | 12 週目 |
---|---|---|---|---|
7 時 | 190 | 190 | 210 | 190 |
10 時 | 160 | 170 | 180 | 170 |
14 時 | 110 | 120 | 120 | 160 |
17 時 | 110 | 110 | 110 | 110 |
18 時 | 110 | 110 | 110 | 110 |
22 時 | 160 | 160 | 170 | 170 |
3 時 | 60 | 60 | – | – |
合計 | 900 | 920 | 900 | 910 |
8 週目と 9 週目は成長期だったようでミルクを予定より飲んだので目安量をかなりオーバーしています。あと 11 週で夜通し寝たので 3 時の授乳がなくなり、飲んでいた 60 ml を各授乳に振り分けるの精一杯で 1 日のトータルの授乳量を増やすことはできませんでした。
粉ミルクのトータルの摂取量をグラフにしてみましたが、最初に少し増えたのを除いて 900 ml 前後でほぼ横ばいです。
あと最初に増やすのは 7 時、 10 時、 22 時と「カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」に書いてあります。それらの時間ばかりを増やしすぎて 14 時のミルクの量が少なくなりすぎていたのを 12 週くらいで修正しています。(修正後は増やしすぎかもしれません。 140 〜 150 ml くらいが適量でしょうか。)結果的に 14 時が少ないことで 17 時の授乳量が増え、 18 時に飲みすぎないので 22 時の授乳量でしっかり飲めて夜通し眠れるのだと思います。
お昼寝の中断の 2 つの原因
記憶では 2 か月半を過ぎたころからゲップにそこまで命をかけなくても寝てくれるようになったと思っていたのですが、記録を見ると 1 か月間を通してかなりに確率でギャンなきでお昼寝が中断されています。(グラフでは記録を切っていないので通しで寝ているように見えます。)
この時期の前半はギャン泣きで起きてしまう理由はやはりゲップとおならのことが多く、ひたすらがんばって縦抱きでさすったり腰を回したりしていたようです。
この時期の後半は昼寝の入眠後 1 時間でゲップやおならが原因でないギャン泣きで起きることが多々ありました。かなりがんばってサインを読んでたつもりでしたが、今思うとこれは完全に疲れすぎですよね。のちに読んだ愛波文の「ママと赤ちゃんのぐっすり本」によるとあくび・ぐずる・目をこする段階での寝かしつけでは遅いそうです。
またこの時期はあくびのほか「うっ、うっ、うっ」と短く唸ることで眠いと教えてくれるようになりました。
光漏れで昼寝の再入眠ができない
2 か月半のある日、昼寝の途中で起きてしまって再入眠を促しているときにキョロキョロしてなかなか寝ついてくれなくなりました。どうやら目がだいぶ見えるようになったきて周りのものが気になり始めたようです。出産前に遮光カーテンに変え更に遮光ライナーをつけてはいたものの、カーテンレールの上から結構な光が差し込んでいたのです。なので遮光ライナーの端切れを被せて塞ぎました。完璧ではないものの遮光性が高くなったことで寝てくれるようになりました。
タオル横向きおくるみから半ぐるみへ
また 1 か月の終わり頃から始めたタオル横向きおくるみですが、タオルがある分ぴったり巻くのが難しくて苦労していました。夫が巻いた方が長持ちしてよく寝てくれるので、夫からコツを伝授してもらったりしていました。
2 か月の終わり頃からタオル横向きおくるみではなく半ぐるみのみで寝てくれるようになりました。ちょうどハンドリガードを始めた頃です。今まであったタオルがなくなった分寒くなったようでしっかりした生地のおくるみで掛けシーツをすることにしましたが、ベッドに挟み込むのが面倒だったのでペットボトルを両脇に置いておくるみが動かないようにしました。
半ぐるみにするおくるみはやわらかいエイデンアンドアネイのものを使って、掛けシーツにはしっかりしているニトリのおくるみを使用していました。
就寝時の寝落ち
育児日記を読み返してみると、夕寝のあと就寝まで持たず授乳中にうとうとしていたようです。ジーナは 18 時の授乳は寝室で行うようになっていますが、リビングで明かりを落として行っていました。理由はミルクなので 2 階の寝室へ移動するのが面倒だというだけの単純なものです。うとうとの息子を寝室へ運んでタオル横抱きおくるみをして寝かせていました。
おしゃぶりを使ったセルフねんね
ガスでギャン泣きしていた新生児期に使い始めたおしゃぶりですが、この頃はゲップやおならがしたいなどの身体的不調がなければ、タオル横向きおくるみか半ぐるみにホワイトノイズをかけおしゃぶりをさせるスタイルでセルフねんねをし始めました。セルフねんねを覚えると、抱っこでゆらゆらもベッドに寝かせてからトントンも嫌がるようになり、口をパクパクさせておしゃぶりをほしがるようになりました。
ジーナは落ち着けるためにおしゃぶりを使うのはよいけれどベッドの中では使わせないという方針です。しかしトレイシーはおしゃぶりが口から離れて泣くようなら小道具でそうでなければ安眠道具としています。トレイシーはおしゃぶりを取るのは 3 〜 4 か月が最適といっているので、それまではおしゃぶりを使っていこうと夫婦で話し合って決めました。
こんな感じでゲップやガスとの戦い方がわかってきた生後 2 か月は比較的平穏でした。後半はセルフねんねもしてくれるし、ゲップに対応すべく一応 1 時間隣の部屋で待機したあと、 8 時には夫と一緒に夕食(セブンミールのお弁当)が摂れて、睡眠時間も確保できていました。ジーナ式の恩恵をようやく受け始めた生後 2 か月でした。
比較的平穏に過ごした 2 か月から一転して早朝覚醒に悩まされ始めた 3 か月の記録です。