5 月くらいになるとヨーグルトが食べたくなのです。それで今年今まで買ったヨーグルトの数はこれくらいです。(明治の懸賞に応募しようと思って切り取っておいたもの。)
1 パックを 2 回で食べ切ってしまうのでなんだかもったいないな、と思いながら 450 g の明治ブルガリアヨーグルトを買っていました。なんでもったいないと思うかというと、幼少期に亡き母がヨーグルトを家で作っていたからです。家で作ればたくさんできるのに……、すぐに食べてしまうのに……。
ちなみに母の作り方は熱湯消毒した魔法瓶に 40 度ちょっとに熱した牛乳にヨーグルトの種と脱脂粉乳(スキムミルク)を溶かして入れ一晩寝かす、という方法でした。(正確なレシピは今となってはわからない。)作ったヨーグルトを使ってまたヨーグルトを作り出していたのを目の当たりにしているので、ヨーグルトを買ってくるという行為自体がもったいない、と感じるのかもしれません。
目次
ヨーグルトメーカーそれぞれの長所と短所
滅菌と 40 ℃くらいを保てる道具があればヨーグルトは家でも作れます。時代は進んでいて今はヨーグルトメーカーという保温調理器具があることを知りました。
ヨーグルトメーカーがほしいことと、ヨーグルトを食べて寝ると熟睡感があることを夫に伝えると、去年もそんなこといってたと指摘されました。確かに去年も一昨年もヨーグルトメーカーほしくて Amazon のレビューを読みまくっていたような。ということで、前置きが長くなりましたが、ヨーグルトメーカーを購入することにしました。
ヨーグルトメーカーはピンキリです。以前買おうと思ったときは 2000 円くらいの牛乳パックのまま作る廉価版でいいかと思っていたのですが、ヒーターが底にしかなく、特に冬だと温まりにムラができるらしいので、 500 ml のパックで作った方が失敗がないとか、牛乳をパックのまま電子レンジに入れ温めてから作った方がいいとか。 500 ml の牛乳買うならヨーグルトを買っても大差ない、と思い、少し高めのタニカのヨーグルティアを買うことにしました。ヨーグルティアでわたしが気に入った点は下記の 3 つ。
- 5 ℃ から 65 ℃ まで 1 ℃ 刻みで設定できるので、いろいろな発酵食品が作れること
- ヨーグルト作りの要である発酵容器の殺菌が電子レンジでできるこた
- 付属の容器の容量が 1.2 L で 1 L の牛乳と種のヨーグルトが入る大きさであること
タニカ ヨーグルティアを購入
購入しようと思った矢先、テレビでヨーグルティアが紹介されたらしく、 Amazon で品切れ高騰しており、先日入荷したのでやっと注文できたのです。わたしが注文したときは 5512 円でした。
届いたのがこちら。ヨーグルティア本体と容器が 2 つとスプーンとレシピ本、取扱説明書です。
「正しい」ヨーグルトの作り方
さっそく材料を揃え、まずは基本に忠実にヨーグルティアの取扱説明書の「正しい使い方」を見ながら作ってみました。
材料はいつも食べてる明治のブルガリアヨーグルトと酪農おいしい牛乳です。牛乳は成分無調整で近所のドラッグストアで一番安いものです。
容器に 50 ml の水を入れ内蓋をして 1 分 30 秒加熱。これで面倒な消毒の作業ができます。説明書の図にはスプーンを立てるように書いてあったのですが、うちの 20 年選手の電子レンジの庫内には入らず斜めにしました。(電子レンジが汚いのは見逃してください……。)
残った水を捨てて牛乳を 200 ml 入れ、ヨーグルトを 100 g 入れ泡立たないようによくかき混ぜます。均一になったら残った牛乳を加えます。 1 L の牛乳が残らずすべて入る容量の容器がすばらしいです。
ヨーグルティアに 40 ℃、 7 時間にセットしてスタートボタンを押します。作っている間無音で動作ランプがついてなければわからないくらいです。
7 時間後、ヨーグルティアから容器を取り出し冷蔵庫へ。 2 時間冷やせばヨーグルトができあがります。
自家製ヨーグルトの味
できあがりのヨーグルトはブルガリアヨーグルトよりコクがありなめらかでしたが、少しゆるめでした。(写真は自家製ヨーグルトにカルピスかけたところ。)(写真をカルピスをかけていないものに差し替えました。)確か母のレシピに脱脂粉乳が入っていたのは、牛乳だけで作るとゆるいからだったと記憶しているので、次は脱脂粉乳を買ってきて加えてみたいと思います。
→脱脂粉乳で固さをプラス ~ヨーグルティアで自家製ヨーグルト その 2