息子が生まれてから少し立って中古で購入した iPhone SE ( 第 1 世代 ) が起動しなくなりご臨終しました。なんとか復活できないかがんばってみましたが撃沈した話の備忘録です。今年 10 月頃の話です。
目次
不調は 3 年前から
iPhone SE ( 第 1 世代 ) から iPhone SE ( 第 2 世代 ) に買い換えたのは、動画撮影時にバリバリと雑音が入るためでした。街の修理屋さんに持っていくと、基板がダメになっているといわれました。
それでしばらく悩んだ末にガラケーからの機種変で iPhone SE ( 第 2 世代 ) を 0 円で手に入れたのでした。
それ以後、初期化してサブ機として iPhone SE ( 第 1 世代 ) を動画視聴等に使っていました。
ところが時々上の写真のように画面にノイズ(砂嵐)が出てフリーズするのでその度に再起動して使っていました。
こんなふうに画面が乱れることもありました。
そしてある日、アプリをアップデートしようとボタンを押したらそれっきり起動しなくなりました。
iTunes で復元を試みる
調べてみると、 Apple のサポートページが上位に表示されました。
→ Apple サポート: iPhone の電源が入らない場合やフリーズする場合
上記ページを参考にホームボタンとトップボタンを同時に Apple ロゴが表示されるまで押し続けましたが起動しません。
もしかして交換した非純正のバッテリーがいけないのかもと思い、まだ捨ててなかった Apple 純正のバッテリーに戻しました。
「 iTunes はリカバリモードの iPhone を見つけました。 iTunes でご利用になる前に、この iPhone を復元する必要があります。」
しかし iTunes につなぐと上記のようなポップアップが出ました。
メインで使っているわけではないので初期化することにして「復元とアップデート」を選択しました。
「 iPhone ” iPhone ”を復元できませんでした。不明なエラーが発生しました (4) 。」
初期化すらできません。
→ Apple サポート: iOS のアップデート時や復元時のエラー
エラーメッセージで検索してみると上記ページが見つかり、エラー番号を選択するとセキュリティソフトウェアか USB 接続に問題があるようです。しかし Lightning ケーブルを Mac 本体につなぎ直しても同じエラーがでます。
Apple Configurator で iOS のインストールを試みる
Apple Configurator というソフトで iOS を再インストールできるようなので、ダウンロードしようとすると macOS Mojave では使えませんでした。しかたなく買ってあった SSD に macOS Ventura をインストールして Apple Configurator をインストールしてみました。
Apple Configurator の画面。
「 iPhone を工場出荷時の設定に戻してもよろしいですか? メディアやその他データはすべて消去されます。」とメッセージが表示されます。
iOS インストール中にはなります。
しかし途中で「 iOS はこの iPhone には復元できません。」とエラーが出て iOS のインストールがストップしてしまいます。
「ブループリントを編集」からも iOS のインストールを試みました。
同じく「 iOS は この iPhone に復元できません。」とエラーが出ました。
iOS のインストールが途中まで進むところをみると、どうやらフラッシュメモリが壊れたような感じです。 iPhone の調子がおかしかったらさっさと必要なデータを退避して初期化するのがいいかもしれません。
バッテリーを自分で交換したときに iPhone 内部に砂埃がたくさん入っていたので多分それが故障の原因でしょう。わたしが使っていてもそんなことにはならないので、たぶん前所有者の環境が悪かったのでしょう。