外部のタイムサーバー( NTP サーバー)を見に行かなくてもローカルで時刻が合わせられるように、 NAS の QNAP にタイムサーバーをたてることにしました。初心者にはめちゃくちゃ大変だったので、備忘録として書き残しておきます。 QNAP の NAS の機種は TS-212 でファームウェアは 3.8.3 です。
目次
Optware IPKG のインストール
QNAP の NAS に Optware IPKG をインストールすることで、 Linux とだいたい同じようにいろいろなパッケージを追加することができます。
→ uittie::blog : QNAP を使い倒すなら Optware IPKG をインストールしようという話
管理画面のアプリケーションの QPKG Center (App Center) からインストール。「利用可能」のタブのところにありました。
QNAP に接続
ここからはコマンドでの操作です。まず Telnet で QNAP に接続します。ローカルの除かれない環境からなので Telnet でつないでいますが、普通は SSH でつないでくださいね。
NTP サーバーのパッケージをインストール
NTP サーバーのパッケージをインストールします。
→ discypus : PC/QNAP TurboNAS
パッケージを探す
パッケージをインストールする
インストールしたパッケージのファイル調べる
ログファイル
NTP サーバーの設定
インストールしたファイルで一覧にあった「 /opt/etc/ntp/ntp.conf 」が初期設定ファイルなので、これを vi エディタで開いて編集します。
→ Linux 講座:自前でタイムサーバを立ち上げる
vi エディタの使い方は下記を参照。
→UNIXコマンド概説:viエディタの使い方
タイムサーバーは下記から選びました。
→ Yoshi’s Memo : NTP サーバ一覧
vi エディタでタイムサーバーを設定する
これを保存して終了。
タイムサーバーの起動
設定ファイルを作成したら、 ntpd を起動する。
これで NTP サーバーが起動しました。
同期のチェック
これで各マシンにて「 192.168.xx.x 」をタイムサーバーに設定すれば、わざわざ外に見に行かずとも LAN 内で完結します。
QNAP 再起動時に NTP サーバーを自動起動する
これまでやってきた設定では、 QNAP を再起動させたときに、 NTP サーバーが起動しません。 QPKG Center (App Center) にダミーのパッケージを追加することで、自動起動させます。( 3.8.2 以降のやり方です。)
→ QNAPedia Community Wiki : http://wiki.qnap.com/wiki/Running_Your_Own_Application_at_Startup
ダミーパッケージを追加
QPKG Center (App Center) にダミーパッケージを追加するため、 vi エディタで開いて qpkg.conf に書き加えます。
以下を「 qpkg.conf 」の最後に追加します。
この状態で QPKG Center (App Center) を読み込み直すと「 autorun 」というダミーパッケージが追加されています。
ダミーパッケージの中身に Shell スクリプトを書いて実行権限をつける
ダミーパッケージのディレクトリを作成します。
RAID を組んでいない単一ドライブ 2 つなので「 HDA_DATA 」ですが、普通は「 MD0_DATA 」のようです。
「 autorun.sh 」にスクリプトを書きます。必ず「 #!/bin/sh 」で始めること。
実行権限をつけます。
QNAP を再起動させて NTP サーバーが自動起動したか確認
QNAP を管理画面から再起動させて、プロセスを確認します。管理画面にログインできるようになってから Telnet や SSH で接続して行うこと。
以下のように「 /opt/bin/ntpd 」がプロセスにあれば自動起動は成功しています。
以上で NTP サーバーのインストールは完了しました。
E437: terminal capability “cm” required
vi エディタを使っていて「 E437: terminal capability “cm” required 」というエラーが出る場合は $TERM の値を確認して、「 xterm 」と設定すれば、エラーが出なくなるようです。
→ QNAP NAS Community Forum : E437: terminal capability “cm” required







