どうも PowerBook G4 の調子が悪い。調子が悪いといっても、ソフト的にではなくて機械的にである。長期不在を終えて名古屋に戻ってきたとき、電源ボタンを押してもうんともすんともいわなかった。充電が切れたのだと思って電源アダプターをつなぐと何の問題もなく起動。それ以来、あまり気にしてなかったのだけれど、どうもおかしい。いつまでたっても充電池が充電中のマークのままなのだ。そこで電源コードを抜いてみた。
プチッ。
電子音をたてて液晶が真っ暗に。いや〜な予感が頭をよぎる。でもこれはどう考えても充電池がお亡くなりになったとしか思えない。
復活する可能性があるのかと、ネットで調べてみると、どうやらリチウム電池は 100% 放電してしまうと再充電できないようだ。つまり、わたしがよかれと思い、 PowerBook G4 の電源を抜いて自宅を留守にしたことがすべての原因なのか?
急遽、今日の予定を変更し、販売店の修理窓口に持ち込んでみることにする。看てもらった結果、違う充電池からはちゃんと起動。その上、充電もきちんとできている。わたしの予想通り充電池がお亡くなりになっていたのだ。充電池を修理に出すより、電池パックの新品購入を勧められた。待機電力をケチったばかりに、 2 万の出費。どうしてくれる。まあ、電源アダプターをつないでいればとりあえずは使えているから問題ないのだけれど、コードなしで使えないっていうのは結構不便である。でも、 2 万だすのだったら新しい Mac 買う足しにしたい気もするし、お金があるうちに買っておいた方があとあと困らないかもしれない。しかし、たった 2 か月半コードを抜いていただけで壊れるなんて、ちょっと設計ミスなんじゃないかと思ってしまう。
写真は、修理帰りに通った明日オープンの Apple Store, Nagoya Sakae 。うれしいはずの Apple 直営店がなんだか憎く見えて複雑な気分。