父の施設の乾燥がひどく加湿器を 2 台導入しましたが、それでも水分摂取量が少ないので尿路感染症で入院となってしまいました。わたしが様子を見にいくと加湿器のタンクが空になっていることが多いので加湿器水切れをスマート電球でお知らせする仕組みを SwitchBot で構築しました。今年 2 月の話です。
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父の入居している施設の湿度が低すぎる
実家で使っていた象印の加湿器 EE-RR35-WA を持っていったもののそれでも湿度が 19 % です。湿度が上がらない原因としては居室が広いのと、居室の扉を開けっ放しにしていることと、 3 種換気で乾燥した外気を取り込んでいることが考えられます。
そこでもう 1 台加湿器を購入しました。超音波式の加湿器を買おうと思ったのですが、加湿量が少なかったので、 Dainichi のハイブリッド加湿器 HD-RXT723-T を購入しました。加湿能力は 700 m L/h の 19 畳用です。上記型番は家電量販店モデルで Web モデルは下記です。
手入れが楽になるようにフィルターを使い捨てのピンクのものに交換しました。 SwitchBot の気化式の加湿器も検討したのですが、 Dainichi のものがフィルターや水受けトレーなどを使い捨てで交換できメンテナンスに手がかからないので施設で使うには最適だろうと判断しました。
象印と Dainichi の加湿器を 2 台つけてやっと 27 % 程度です。まだ加湿が足りません。
そして様子を見にいくと水切れになっていることが多く湿度 23 % とかです。
まあ大丈夫かと思っていたのですが、冒頭に書いたとおり 2 月上旬にまた入院となったのでさらにもう 1 台加湿器を追加しました。
外見は変わりませんが、 Dainichi のハイブリッド加湿器 HD-RXT923-T です。加湿量は 860 ml/L で 24 畳用です。
しかしいくら加湿器を増やしてもタンクの水がなくなっていたらなんの役にも立ちません。水切れをわかりやすくして介護士さんにタンクに水を追加してもらえるように SwitchBot を使うことにしました。
SwitchBot で加湿器の水切れをひと目でわかるようにする
購入したのは上の写真に写っているもので、 SwitchBot のハブミニと温湿度計とプラグミニ 2 個とスマート電球とソケットと Apple の AC アダプターです。
SwitchBot のオートメーションを動かすにはインターネットにつながっている必要があるので、 mineo A プランのマイそくで契約した SIM を差した WiMAX HOME 02 の Wi-Fi に接続します。
加湿器とコンセントの間に SwitchBot プラグミニを設置します。(象印の加湿器は 1200 W と消費電力が大きいのでプラグミニは設置しませんでした。)
加湿器の水がなくなると消費電力が 0.9 W に、加湿しているときは 302.7 W 、待機状態で 1.2 W となります。
なので 1 W 以下で LED 照明が赤く光るようにオートメーションを作成しました。給水して加湿器が稼働し始めたら LED 照明を消すオートメーションも作りました。もうひとつの加湿器にも同じオートメーションを作りました。
2 台の加湿器のうちどちらかが水切れすると LED 照明がこんなふうに赤く光ります。これを居室の入り口に設置しました。
ちなみに SwitchBot 温湿度計を設置したら dretec の温湿度計と 10 % 以上も湿度に差がありました。加湿器の湿度も 50 % 程度だったので、たぶん dretec の温湿度計が低く表示されすぎなのでしょう。乾燥しすぎだと思ったのですよね。
水切れお知らせスマート電球を設置した効果
しかしそれから雨が続きほとんど加湿器が稼働することがありませんでした。しかし雨が上がると乾燥するようで加湿器がフル稼働していました。
明け方 6 時くらいに加湿器の水が切れて、 8 時くらいに水を補給してくれたようです。加湿器が水切れして 1 〜 2 時間の間には水を補給してもらえているようです。
ただ晴れの日が続くと外気の湿度が下がり 3 種換気なので、加湿器がフル稼働でも室内の湿度も低い状態が続いてしまいます。もう 1 台加湿器を入れるか迷うところです。
4 台目の加湿器を追加しました。同じく Dainichi のハイブリッド加湿器 HD-RXT923-T です。 SwitchBot の水切れオートメーションも作成しました。