トイレのうず

【生後10か月】完ミでジーナ式 〜昼寝失敗の原因は空腹だった!

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赤ちゃんにぐっすり眠ってもらって自分の睡眠時間を確保するためにジーナ式と呼ばれるネントレをしています。生後 10 か月の頃、体重も横ばいでミルクの量も増え、なんかおかしいと思いつつ離乳食の目安量の上限食べさせていましたが、思い切って離乳食の量を増やしたら悩んでいたお昼寝の失敗がなくなった話です。育児日記とメモ書きから書き起こした 6 月から 7 月にかけての記録です。

生後 9 か月の記録は下記からどうぞ。

生後  10  か月の生活パターン

生後 10 か月の生活パターンは以下のグラフのようです。育児ノートというアプリから PDF に書き出したものを月齢別にまとめました。

生後 10 か月の生活パターン

後述する対策で昼寝の失敗がほとんどなくなりしっかり 2 時間眠るようになりました。早朝覚醒もしますがベッドで静かにしており自力で再入眠することが多くなりました。

お風呂後の 18 時の授乳ですが、お風呂から上がって服を着せたらすぐにミルクをあげていました。だいたい 18 時 20 分頃です。それから寝室へいくのにどうも間が持たないと思っていたら、 6 〜 9 か月のスケジュールから授乳が 18 時 30 分に後ろ倒しになっていたのに今更きがつきました。気がついてからは 18 時 30 分まで待ってミルクをあげました。

生後  10  か月の平均的なスケジュール

生後  10  か月の平均的なスケジュールを書き出すと以下のようです。

生後 10 か月の平均的なスケジュールとジーナ式スケジュールの比較
日課 10 か月の平均 6 〜 9 か月 9 〜 12 か月
起床 7:00 7:00
着替え
7:00
着替え
授乳①・離乳食 7:20 7:00 7:00
朝寝 9:15/9:40
 ( 5 〜 20 分) 
9:30/10:00
9:00
 ( 45 分) 
9:30/9:45
9:15/9:30
 ( 30 〜 40 分) 
10:00
授乳②・離乳食 11:15/11:30 11:45 11:45
昼寝 12:30
 ( 2 時間) 
14:30
12:30
 ( 2 時間) 
14:30
12:30
 ( 2 時間) 
14:30
授乳③ 14:45 14:30 14:30
お散歩 15:10
湯冷まし 16:20 16:15 16:15
離乳食 17:20 17:00 17:00
お風呂 18:00 18:00 18:00
授乳④ 18:20/18:30 18:30 18:30
就寝 19:00 19:00 19:00
授乳⑤ (22:30)
お昼寝合計時間 2 時間 20 分 3 時間 3 時間

やはりいつまで経っても 11 時の離乳食の時間が遅くなりません。離乳食の量を目安量より多く食べさせてから、なんとか 11 時半まで後退させることができたのですが、朝寝をしない日がちらほら出てきて、その日は 11 時半に離乳食ではぐずって食べないので 11 時 15 分には食べさせ始めていました。

また 14 時の授乳のあと 15 時過ぎにベビーカーで 30 分から 1 時間程度散歩に出かけています。家の中で 1 日過ごすと午後機嫌が悪いので外に出て気分転換しています。

朝寝の調整に右往左往

生後 10 か月になってすぐの日、昼寝を 1 時間半しかしなかったので朝寝を 10 分まで削ってみました。しかし朝寝を短くしすぎると昼寝を 1 サイクル( 40 分)で起きてしまいます。これは疲れすぎなので、逆に朝寝を長くしてみたところやはり 1 時間半で起きてしまいます。

また早朝覚醒もあり朝 6 時台に起きて再入眠なしの場合、朝寝 20 分させると 12 時 45 分くらいから昼寝をし始めて 2 時間寝りますが、 19 時の就寝の寝つきが悪く 20 時まで寝ません。なので 5 時台に起きて再入眠なしの場合のみ朝寝を 20 分させていました。

とにかく朝寝の調整が難しく、どうしたら昼寝をしっかり 2 時間してくれるのかわからない状態でした。

栄養相談に離乳食の量をどのくらい増やしていいのか訊きにいく

離乳食を目安量しっかり食べているのに、成長曲線内ではあるものの体重も停滞しているし、離乳食後ごちそうさまをしてもニコニコしなくなったし、一度減り始めたミルクの量がまた増えてきたので、離乳食の量をどれくらいまで増やしたらいいのか自治体が開催している栄養相談にいってきました。予約をしたのが生後 9 か月の頃で、その頃よりもすでに離乳食の量を増やしていました。具体的にはおかゆの量を 5 倍がゆ 110 g から 3 倍の軟飯 90 g にしていました。

栄養相談で質問した内容と回答をまとめると下記のようでした。

質問 A) 離乳食のあとミルクを 200 ml 飲むが離乳食の量を増やした方がいいのか

回答

  • 体重の増えは成長曲線内なので問題ない
  • 具材を 7 mm くらいの大きさにしてもぐもぐ噛むのを促すと満腹中枢が刺激される
  • 量を増やすのではなく切り方を大きめに変えてみる
  • にんじんは便にそのまま出てきても問題ない
  • 離乳食を増やすなら野菜
  • 食後 200 ml 飲んでいるのは問題ない
  • 1 日のトータルの授乳量で考える
  • 1 歳で牛乳 400 ml を飲むくらいが目安

質問 B) おやつ(補食)は与えた方がよいのか

回答

  • おやつ(補食)は離乳食で足りなそうなものをあげるのは OK
  • 次の離乳食までもつならあげなくてもよい

質問 C) 野菜のえぐみをごまかすのはタンパク質やだしなどのアミノ酸以外に何があるか

回答

  • 野菜の苦みやえぐみが苦手なら味付けしてもよい
  • 味付けの調味料の量は大人の半量くらいが目安

思い切って離乳食の量を増やしたら昼寝が安定した

相談に乗ってくださった栄養士さんの意見としては離乳食の量を増やす必要はなく、切り方を大きくしてもぐもぐさせ満腹中枢を刺激するようにとのことでした。しばらくいわれたとおり野菜の切り方を大きくして様子を見ていたのですが、全然ミルクの量が減りません。しかも 5 時台の早朝覚醒までし始めました。なので空腹と判断し思い切って 10 か月半ばから 3 倍の軟飯の量を 90 g から 100 g に、野菜を 40 〜 45 g だったのを 50 g に増やしてみました。さらに足りなそうなときはバナナを 10 〜 15 g 足しました。タンパク質は腎臓に負担がかかるというので目安量を守って 15 g です。

するとどうでしょう! 早朝覚醒も再入眠することが多くなり、しかもお昼寝の失敗がほどんどなくなってしっかり 2 時間眠るようになったのです。 10 日連続して昼寝を 2 時間程度できたときは感動しました。今まで朝寝を調整したりいろいろ試行錯誤してきましたが、昼寝の失敗の原因はなんと空腹だったのです!  11 時の離乳食の時間がいつまでたっても遅くならないことが悩みでしたが、少し早く離乳食を食べていたので、昼寝の途中でお腹が空いていたようです。空腹だと眠りが浅くなったときにそろそろミルクの時間かなと思い起きてしまっていたようです。離乳食の量を増やすか、寝る前にミルクを足すことが必要だったみたいです。そして深く眠っているようで昼寝のあとオムツが濡れていないことが増えました。

また離乳食を増やしたらそれまで停滞していた体重がすごい勢いで増え始め 10 kg を超えました。

この頃はタンパク質の量にすごく神経質でしたが、炭水化物や野菜の量を増やすのならばタンパク質の量も増やすべきだったと思います。それについては以下にまとめました。

わたしが離乳食を与えていた頃にはありませんでしたが、 2020 年以降 WHO の母乳で足りなくなる栄養素を足すという考え方を元にした補完食の書籍や、 5 人の専門家がタンパク質と鉄重視で様々なトラブルがなくなると書いている書籍が発刊されました。どちらの書籍も離乳食初期(生後 6 ヶ月以降)からタンパク質を与えていることがポイントです。タンパク質の量を増やすのを怖がらずたくさん食べさせて上げればよかったと思っています。

早朝覚醒の原因は昼寝のさせすぎ

生後 10 か月半頃、病院にかかって朝寝が帰りの車の中で 5 分うとうとしかできなかった翌朝 7 時まで眠りました。朝 6 時半まで寝た日はもう朝寝は 5 分でよいようです。(寝つきがあまりよくないので暗い寝室へいってから 30 分くらいです。) 5 時台に起きた日は朝寝 10 分にしました。

まとめると昼寝の失敗は離乳食の量が足りなかったためで、早朝覚醒は昼寝のさせすぎでした。

ミルクの摂取量の推移と体重の変化

もうあまり意味がないですがフォローアップミルクの量を各授乳時間ごとに週別にまとめました。(生後 9 か月終わりにフォローアップミルクを飲ませたら、粉ミルクを飲まなくなったためフォローアップミルクを飲ませています。)

(ml) 43 週目 44 週目 45 週目 46 週目 47 週目
7 時 100 150 120 110 70
10 時 200 200 200 110 95
14 時 150 150 150 110 150
18 時 200 200 160 170 200
合計 650 700 630 500 515

生後 9 か月で 22 時の授乳がなくなり 1 日 4 回の授乳になっています。朝 7 時の授乳量が一番初めに減り始めました。

生後 10 か月の粉ミルクの授乳量の推移

生後 9 か月の終わり頃に軟飯の量を増やした頃から、生後 8 か月半ばから横ばいだった体重が増え始めました。それでもミルクの量は変わらなかったのですが、生後 10 か月半ばに離乳食の量を全体的に増やした頃からミルクの量もガクンと減りました。

生後 7 〜 10 か月までの体重の変化

生後 10 か月の初めは 9.7 kg で終わりは 10.4 kg と、なんと 700 g も体重が増えました。離乳食が足りてなかった分を取り返すように成長しました。

朝寝がなくなりかける

生後 10 か月後半になると朝寝でうとうとしかせず起きてしまい、その次の日は離乳食の量を増やして昼寝が 1 時間半だったので、朝寝が必要なくなってきているのかもしれないと思いました。朝寝をうとうとだけした日は 12 時半までもたないので、 12 時から昼寝をさせました。 11 時くらいからうだうだいっていたので、もう少し離乳食の時間を早めた方がよかったかもしれません。昼寝から 1 時間 40 分で起きてしまったので疲れすぎだと考えられるので、寝室へ連れていくのがもう少し早くてもいいようです。

さらに生後 10 か月終わり頃になると朝寝をうとうともせず起きたままで 10 時を迎える日も出てきました。しかしこれから立ったり歩いたりし始めると体力を消耗するので朝寝しないと昼寝までもたなくなるようです。ジーナの著書の 1 歳から 3 歳までのスケジュール等が書いてある「 The Contented Toddler Years 」、通称トドラー編によると、朝寝が完全になくなるのは 1 歳 3 か月から 1 歳 6 か月くらいだそうです。寝なくても暗闇で休むことも大切みたいなので朝寝をしなくても寝室へ連れていくことは続けていこうと思います。

12 時間夜通し寝でオムツが漏れる

お風呂から上がると活発に動き回るのとテープだと漏れるので、夜だけおむつをパンツタイプ(ムーニーマンの M サイズのはいはい)にしていたのだけれど、規定体重をいつのまにか超えてて漏れるようになってしまいました。ムーニーマン M のはいはいタイプは 10 kg までだったのです。テープタイプは 11 kg までなのでてっきり同じ体重まで使えるものと思い込んでおり、封を開けていないムーニーマン M のはいはいタイプが 2 パック余ってしまいました。ムーニーマン M のたっちタイプは 12 kg までですが、吸収体の位置が違うみたいなので、素直に L サイズの男の子用にサイズアップすることにしました。

メンタルリープで食にうるさくなり三角食べを要求

3 回食になり朝食に初めはベビーフードを食べさせていたのだけれど、お金がかかるので炊き込みご飯を作って冷凍してしておいたものとベビーダノンのヨーグルトを食べさせていました。その朝食の炊き込みご飯の食べが悪くなってしまいました。鰹節を足したりベビーダノンと交互に食べさせなんとか完食してくれました。どうも同じ味が続くのが嫌みたいです。昼食や夕食でもその傾向が強くなって、ご飯を 3 さじくらい続けて食べさせると嫌がって食べません。なので自然とご飯とおかずを三角食べで食べさせていました。味の好みがうるさくなるのはメンタルリープの雷のあたりでした。

夏の始まりで室温の調整が難しい

生後 10 か月半の 6 月半ばのことですが、就寝時に暑くてギャン泣きする日がありました。また曇りの日はエアコンを同じ 23 ℃にしても寒くてギャン泣きしました。同じ室温でも屋根の瓦が蓄熱しているので晴れの日の方が放射熱で暑く感じるようです。

また生後 10 か月の終わり頃、暑さに少し慣れてきたのか、エアコンの設定温度が 23 ℃だど寒くて寝なくなりました。エアコンを 23 ℃に設定すると室温は 22.6 ℃ くらいになります。 24 ℃にあげると寝るのだけれど、設定温度を上げてもすぐには室温は上がらないので 30 分くらいギャン泣きすることになります。なので寝室の扉を開けて温かい空気を取り入れ抱っこで体を温めてやると比較的早く寝ついてくれました。以後エアコンの設定温度は基本 24 ℃になりました。

つかまり立ち

成長の具合としては生後 10 か月半すぎにやっとつかまり立ちをはじめました。わたしが机の上で何をしているか気になってミュージカルキッズランドの柵でつかまり立ちしました。でもその頻度は 3 日に 1 回くらいです。

またコップ重ねの小さいコップを大きいコップに入れてフリフリして遊んだりしていました。

生後 10 か月のまとめ

こんな感じで離乳食の量を目安量より増やしたら昼寝をしっかり 2 時間してくれるようになりました。今まで昼寝を失敗することが多かったけれどあまり気にしていませんでしたが、もしかしたら昼寝終わり頃はずっと慢性的に空腹だったのかもしれません。離乳食の目安量に囚われすぎてかわいそうなことをしました。しっかり食べてしっかり眠ってくれるとメンタルリープの時期でも機嫌がよく 1 日が過ぎていきます。

https://1010uzu.com/blog/bottle-feeding-ginas-methods-10-month-oldbottle-feeding-ginas-methods-11-month-old

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コメント (4)

  • さおり

    こんにちは。はじめまして。
    生後すぐからジーナ式を始め、ずっとこちらのブログを拝見していました。
    文章が非常に明解でわかりやすく、ジーナ本の少しわかりにくい所や、つまづきやすい点について全て書かれており、私の悩みはこちらを読むことで解決されてきました。
    ミルクの増やし方、早朝覚醒など…
    どうしてもお礼を申し上げたく、コメントしました。

    うちの息子は今 9 ヶ月です。
    最近早朝覚醒するようになってしまったのですが、離乳食の量を増やし、朝寝を短くする対応をしてみようと思います。
    いつも本当にありがとうございます!
    これからも記事を楽しみにしています。

  • あさこん

    ◇さおりさん◇
    コメントありがとうございます。
    そういっていただけて産後のダメダメな頭で書いたかいがありました。
    つまづくところはだいたい同じところですよね。
    いつまでたっても子育てが楽にならないのはそういったところが共有されていかないからなんじゃないかと思っています。
    1 歳以降はトピックごとにまとめようと思っています。

  • Mei

    はじめまして。
    突然のコメント失礼いたします。
    海外でワンオペのためかなり初めに苦労しましたが、こちらのブログと出会いゆるくですがジーナ式を取り入れ敏感な娘ですが私ひとりで対応でしました。本当にありがとうございます。まだまだ先は長いですがなんとかここまで乗り越えられたのもこちらのブログあったからでした。

    いろんな視点からの詳しい考察や結果があり、事前に対応する事もできました。
    本当に、本当にありがとうございます。

  • あさこん

    ◇ Mei さん◇
    コメントありがとうございます!
    海外でもワンオペは大変そうですね。
    お役に立てているようで何よりです。
    記事にしたかいがありました。

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