トイレのうず

【完ミでジーナ式】卒乳(卒哺乳瓶)の流れ

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赤ちゃんにぐっすり眠ってもらって自分の睡眠時間を確保するためにジーナ式と呼ばれているネントレをしています。ネントレというか 1 日の決まったスケジュールをこなすだけですが。 1 歳までは月齢別にまとめていたのですが、 1 歳以降は 1 か月間でスケジュールが変わることもあまりないのでトピックごとに記事を書くことにしました。今回は卒乳(息子は完ミなので卒哺乳瓶)の話です。

ジーナ式での卒乳の理想的な流れ

ジーナ式での卒乳の理想的な流れは 22 時半→ 11 時→ 14 時半→ 7 時→ 18 時半の順で授乳をなくしていくことです。「カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」に書いてあるけど、いろいろなページに情報が散らばっていて本当にわかりにくいです。以下該当箇所を書き出してみました。

また 2007 年に出版された改定前のものを「旧版」、 2019 年に出版された改定後のものを「改訂版」として以下の文章を書いています。卒乳時は改訂版が出版前だったのでわたしは旧版を参考にしていました。

22 時の授乳の卒乳

まずは 22 時の授乳から確認します。旧版の 132 ページの「午後 10 時〜 11 時の授乳」の〈 4 〜 7 カ月になったら〉のところに次のような記述があります。

離乳食を始めて 3 回食が定着したら、この時間の授乳の量は少しずつ減るはずです。(中略)離乳食開始の推奨年齢である 6 カ月まで始めなかった場合は、 7 カ月になるまで、この時間の授乳が必要かもしれません。

改訂版の 156 ページ「 4 〜 8 カ月になったら」のところに同様のの記述があります。イギリスでは 6 か月から離乳食を始め 7 か月で 3 回食になるようなので、 7 か月で(遅くとも 8 か月で) 3 回食が定着していたら 22 時の授乳をやめられるようです。日本の厚生労働省のガイドラインでは 3 回食になるのが 9 か月なのでそれ以後にやめるのがよいと思います。

11 時の授乳の卒乳

11 時の卒乳の記述から確認します。旧版の 124 ページの「午前 10 時〜 11 時の授乳」の〈 7 カ月になったら〉のところに次のように書いてあります。

ランチのときにたんぱく質を含むバランスのとれた離乳食を食べているようであれば、この時間の授乳はお水か薄めたジュースに切り替えてください。

改訂版では 148 ページに同様の記述があります。 7 か月で 11 時の授乳は卒業となります。

さらに旧版の 225 ページの 6 〜 9 か月のスケジュールの補足のランチのときに次のような記述があり具体的な数値が示されています。

このときに飲むミルクの量が 60 ml 程度になったらミルクの代わりにお水や薄めたジュースをコップからあげるようにしましょう。

改訂版では 290 ページに同様の記述がありますが数値は示されていません。でも日本式の離乳食の進め方では 3 回食になるのが早くても 9 か月なのでもう少し長く授乳していてもよいと思います。

14 時半の授乳の卒乳

次に 14 時半の卒乳を見てみましょう。旧版の 126 ページの「午後 2 時 30 分の授乳」の〈 9 〜 12 カ月になったら〉のところに次のような記述がありこの時間の卒乳が示されています。

母乳育ちの赤ちゃんも、この時期が来たらミルクをコップまたはトレーニングマグから飲めるようにしましょう。

改訂版の 150 ページにほぼ同様の記述がありますが、文頭が「ミルク育ちの赤ちゃんは」となっており、母乳の場合はこの時間の授乳を続けてもよいようです。また旧版の 231 ページの 9 〜 12 か月のスケジュールの補足にも次の記述があります。

午後 6 時 30 分の飲む量が減り始めたら、午後 2 時 30 分の量を減らすか、あげるのを完全にやめてしまいましょう。

7 時の授乳の卒乳

7 時の授乳の卒乳について見ていきましょう。旧版の 122 ページの「午前 6 時〜 7 時の授乳」 項の〈 10 か月になったら〉のところに次のことが書かれています。

ミルク育ちの赤ちゃんなら、ミルクをコップから飲ませるようにしてください。

改訂版では 146 ページの「 10 カ月目までに」の項に同様の記述があります。

そして旧版の 231 ページに次の記述があります。

9 か月になったら、ミルク育ちの赤ちゃんは、朝食時と午後 2 時 30 分のミルクは、コップかマグから飲ませるようにしてください。

改訂版では 300 ページに同様の記述があります。

まとめると 9 〜 10 か月で 7 時の授乳は卒業するのが望ましいようです。 14 時と 7 時はどちらが先になくなるのか明確な記述はないので、どちらが先でもよいようです。

18 時半の卒乳

旧版の 129 ページの「午後 6 時〜 7 時の授乳」の項の〈 10 〜 12 カ月になったら〉のところに次の記述があり、 1 歳までにこの時間のミルクは卒業するのが望ましいようです。

ミルク育ちの赤ちゃんの場合。 1 歳になったらミルクはすべてコップやトレーニングマグから飲めているようにしましょう。

改訂版では 153 ページに同様の記述があります。

また旧版の 126 ページに 9 か月で 540 ml 、 1 歳になる頃には最低 350 ml の母乳やミルクを飲んでいることが必要なようです。改訂版では少し量が違いますが同様の記述が 150 ページにあります。

こんな感じでミルクの場合は 1 歳までには卒乳するのをジーナは推奨しています。

母乳の場合は最長 2 歳まで

母乳の場合はもう少し長めにあげられるようです。ジーナ式のトドラー編「ジーナ式 カリスマ・ナニーが教えるトドラー期のやる気グングン! 1 ・ 2 ・ 3 歳の子育て講座」には 1 歳から 3 歳のスケジュールが載っています。それの 12 〜 18 か月と 18 〜 24 か月のスケジュールと食事例には 7 時・ 15 時・ 18 時に母乳の記述がありますが、 24 〜 30 か月にはその記述がなくなるので最長で 2 歳までを想定しているようです。

実際の卒乳の流れ

息子の実際の卒乳(卒哺乳瓶)の流れをまとめました。実際に授乳がなくなった順は 22 時 → 7 時 → 11 時半 → 14 時半 → 18 時でした。哺乳瓶で飲ませているフォローアップミルクを牛乳をコップかマグから飲ませるのに置き換えようと思っていたのですが、うまくいかなかった話です。

生後 9 か月で 22 時の授乳をなくす

息子は生後 9 か月で 3 回食が軌道に乗り 22 時半の授乳は卒業しました。

詳しくは上記の記事に書いてありますが、 7 時の授乳で飲む量が減ったので、徐々に 22 時のミルクの量を減らし、 60 ml になったところで 22 時の授乳をやめました。

そして同じく生後 9 か月で試しに飲ませたフォローアップミルクが気に入り、それ以来粉ミルクを飲まなくなったので、卒ミルクはすでにすんでいました。しかし哺乳瓶でフォローアップミルクを与えていたので、哺乳瓶から卒業しなければなりません。

1 歳ちょうどで 7 時の授乳がなくなる

12 か月( 1 歳 0 か月)になった日に 7 時の授乳で 5 ml しか飲まなくなり、この時間の授乳を卒業しました。その次の日は離乳食のあとに水をあげましたが特にミルクをほしがる様子もありませんでした。

1 歳 0 か月と 8 日で 11 時の授乳をなくす

12 か月と 8 日で 100 ml 飲んでいた 11 時の授乳をなくしました。これは息子が飲まなくなったからではなく、ジーナ式的には早めになくなる授乳時間だったのでやめました。代わりに牛乳をコップからあげましたが拒否されたので、水をあげて終わりにしました。特に昼寝の寝つきが悪いとかもありませんでした。

1 歳 0 か月と 20 日で 14 時の授乳をなくす

12 か月 と 20 日で、 150 ml 程度飲んでいた 14 時半の授乳を牛乳と卵ぼうろうに変更しました。牛乳をコップで飲まなかったけれどストローマグで飲ませたら飲んだので、めちゃくちゃ褒めたら時間はかかるが飲むようになりました。 100 ml 飲むのに哺乳瓶なら 5 分のところ、ストローマグだと 45 分かかりました。しかし 2 日目はまた牛乳を飲まなくなり、しつこく勧めてみるも 15 ml しか飲みません。 3 日目は 5 ml 程度しか飲みません。 4 日目は試しに 15 時の牛乳をなくし麦茶を与えてみたら夕方頃空腹で不機嫌極まりなかったです。チーズとハイハインを与えてみましたが食べません。

5 日目はフォロミをストローマグで飲ませようとしたが飲みませんでした。ストローマグのフタを開けた瞬間に顔を背けたので、ストローマグを洗うのに使っている洗剤「キュキュット泡スプレーの無香性」の匂いが嫌だとわかりました。無香性とありますが甘い匂いがするからです。その後マグは諦めコップで与えてみるもフォロミも牛乳も飲みません。 3 日目のように不機嫌になられても困るので、結局おやつとして麦茶と卵ぼうろうとチーズをあげました。

それからストローマグについたキュキュット泡スプレー無香性の臭いを取るためにミルトンのジェネリックに漬けてみたりしたけれど、それでも牛乳は飲まないので牛乳を飲ませるのを諦めました。おやつとしてチーズとハイハインを食べさせ水分補給として麦茶を飲ませれば、午後もご機嫌に過ごしてくれました。

この時間のミルクをやめるのが大変だったので、やめる少し前からおやつとミルクの両方を与え、ミルクの量を徐々に少なくしていけば自然とやめられたのだと思いました。

1 歳 1 か月と 16 日で 18 時半の授乳もなくす

こんな感じで 1 歳 1 か月( 13 か月)になったときには 18 時半の授乳だけ残っており 150 ml 飲んでいました。 18 時の授乳をいつやめようかと思っていたのですが、飲ませていたフォロミのぐんぐんがなくなったタイミングで卒哺乳瓶することにしました。ストローマグで牛乳をあげたけれど少し口をつけていらないと手で押しのけます。コップで牛乳をあげてたら少し飲みました。残りのぐんぐんをかき集めて別のストローマグであげてみましたがそれでも飲みませんでした。結局麦茶をコップで飲ませて終わりにしました。

しかし翌朝、夫に絵本を読んでもらっていても集中せずわたしの朝食が気になる様子でした。お腹が空いていたようでパンとチーズを与えたら落ち着きました。就寝前のミルクがなくなった分、夕食と朝食を増やさなければいけないようです。朝食と夕食の量を増やしたら、早朝覚醒なく朝 7 時まで寝ました。

就寝前のミルクをなくしたタイミングで寝る前の絵本の読み聞かせを始めました。「ジーナ式 カリスマ・ナニーが教えるトドラー期のやる気グングン! 1 ・ 2 ・ 3 歳の子育て講座」には 12 〜 18 か月のスケジュールで就寝前の読み聞かせが加わっています。卒乳したタイミングで始めるより少し前から始めた方がうまく移行できそうです。

小児科に 1 歳健診を受けにいった時の粉ミルクメーカーの栄養士さんによると、離乳食の量を徐々に増やしていき、飲むミルクの量を減らしていくのがよいようです。

卒哺乳瓶までのミルクの量の推移

卒哺乳瓶までのミルクの量の推移をグラフにまとめました。

生後 12 ~ 13 か月の粉ミルクの授乳量の推移

生後 12 か月で卒哺乳瓶できそうでしたが、フォロミが残っていたので生後 13 か月まで 18 時の授乳を続けていました。メンタルリープのアプリによると生後 59 1/2 〜 64 1/2 週頃( 1 歳 2 か月頃)の 9 番目のメンタルリープで母乳をほしがる頻度が増えるようなので、それまでにやめた方がいいと思いました。

卒乳(卒哺乳瓶)まとめ

息子はミルクやフォロミ、牛乳が嫌いなので卒哺乳瓶は割とすんなりいきました。一番手こずった 14 時半の授乳でもおやつを受け入れてからはぐずることもなかったです。しかし哺乳瓶で飲んでいたフォロミをコップから牛乳に置き換えるのはうまくいきませんでした。結局牛乳は飲んでいないので、水分摂取量が減ったためうんちがコロコロになってしまいました。腸内環境が変わり昼寝の最中に便意を催すことがあり、昼寝から 1 時間 40 分程度で起きてしまう問題もありました。あと牛乳を飲まないのでおやつにチーズを与えていましたが、それだけではタンパク質の量が全然足りていませんでした。この件に関しては別の記事にまとめる予定です。

タンパク質不足だった件に関して記事にしました。

朝寝がなくなる過程を記事にしました。

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