Picasa ウェブアルバムが Google+ に登録すると 2048 × 2048 ピクセル以下の写真は無制限でアップロードできるようになった。しかしソフトウェアの Picasa で同期しようとすると長辺が 640 、 1024 、 1600 、元のサイズ画像の 4 種類しか選択できず、無料で最大の 2048 ピクセルで自動にアップロード(同期)することはできないのだ。なんとも納得いかない。
そんな気持ちでいたら、たまたま Windows で環境設定をハックして、長辺 2048 ピクセルでアップロードしている人を見つけたので、それを参考に Mac の Picasa をいじってみたら、長辺 2048 ピクセルでアップロード(同期)できていたので、やり方をメモとして残しておく。
一応断っておくけれど、この方法でなんらかの被害を受けたとしてもそれは自己責任でお願いします。
Picasa 3.9 より Google+ に登録してあるアカウントで同期した場合、長辺 2048 ピクセルか元のサイズの 2 択になりました。
簡単に書くと、 Picasa の初期設定ファイルの同期長辺サイズのデフォルト値を 2048 ピクセルに強制的に変更するだけ。具体的には Mac の 「 com.google.picasa.plist 」の「 PWADefaultSize 」という項目の値を「 2048 」に変更する。
Picasa の初期設定は Mac では「ユーザー / ライブラリ /Preferences/com.google.picasa.plist 」にある。初期設定の編集には Pref Setter を使うと便利。「 PWADefaultSize 」の値を「 2048 」に変更して保存。必ず Picasa が終了している状態で行うこと!
Picasa を起動して同期すると確認画面の「アルバムをウェブに同期」にてサイズが空白になっているのをか確認し同期を始める。(すでに同期している場合は一度同期を解除してから再度同期する。)
同期が完了したら、 Picasa ウェブアルバムにログインし、該当の写真が長辺 2048 ピクセルでアップロードされているか確認する。
一度でも Picasa の環境設定にて設定を変更すると、同期されている分は「最大 2048 ピクセル」の設定のままだけれど、新しく同期する分は「元のサイズの画像」に設定が書き換わるので、再度設定が必要。
元ネタの Windows での設定は下記(英語)。
→ Picasa Help : Reply 121 Error: 17 REJECTED_USER_LIMIT error message if photo size