トイレのうず

写真の消えた作成日復活!

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昨夜、 au 携帯 MEDIA SKIN を操作していて消えてしまったファイルの作成日。この日付でわたしはファイルを管理しているのそのすべてが消えてしまったことにショックを受けてふて寝してしまったのですが、今日、仕事をしながらふと思いついたのです。携帯の写真だったら、 Exif が付いてるかもしれない。そこから撮影日時が読み出せるかも、と。

Exif とは富士フイルムが提唱したデジタルカメラ用の画像ファイルの規格で、 TIFF 形式や RGB 無圧縮方式や JPEG 方式などの画像についての情報や撮影日時、フラッシュの有無、露出時間などの付加情報を記録できる。

家に帰ってからさっそく、わたしが OS9 時代から愛用しているフォトビュワー PhotoPathfinder で開いてみる。祈るような気持ちで詳細まで表示される画面に変えたら、ありました!  Exif に「元の日付と時間」「デジタル化時の日付と時間」という項目が。うれしい!

そして PhotoPathfinder のすごいところはこの日時をファイル名に適応できちゃうところなんですよ。やり方は簡単。メニューの「項目」→「ツール」で 「 Exif の日時を編集…」を選択するとウインドウが出てくるので、そこで日時は変更せず、「ファイルの日時にも適応する」にチェックをつけるだけ。これで、 Exif の日付がファイルの作成日時になる!

PhotoPathfinder のすごいところは、かゆいところにも手が届くような使い方ができて、なおかつ余計なことはしないでくれること。普段写真はフォルダ監理しているけれど、ちょっと大きくスライドショーで見てみたい、とか、 OSX 10.2 のときはデジカメから読み込んだファイル日時が 7 時間ずれる仕様になっていて、このときも困っていたんだけれど、この PhotoPathfinder が解決してくれた。
PPC 版のみで Intel 版は開発しないと作者の方が言及されているけれど、是非とも Intel 版がほしいソフトのひとつです。

ちなみにこのソフト 10 年前のカシオのデジカメ QV10 に採用されていたファイル方式である「 .cam 」のファイルもそのままの状態で開けるんですよ。これを知ったときには感動しました。専用ソフトがないと開けないファイルだったので。しかも「 JPEG で取り出す」なんていうメニューまで用意されていて、 .cam を再圧縮しなくても JPEG にできるんですよ。本当にかゆいところまで手が届く感じです。

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