FinePix S8100fd に 38.1mm-52mm のステップアップリングと 52mm-28mm のステップダウンリングを 2 段かませて、魚眼レンズ NIKON FC-E8 を取りつけてみた。
思った以上に迫力があり。レンズ部分を手で支えないとレンズのズームが壊れそうな感じ。
撮影してみたけれど、周辺がボケる。 FC-E8 が純正アクセサリとしてラインナップされている COOLPIX 4500 と比べてみたら一目瞭然。
周辺がぼけているのはもちろん、写っている角度も狭い感じ。せっかくの 185 度 の魚眼レンズが宝の持ち腐れ。ステップリングを 2 つ重ねているから、 FinePix S8100fd の前玉と FC-E8 の後玉の間が離れているのが問題なよう。
そこで、 FinePix S8100fd の前玉と FC-E8 の後玉の間隔が狭くなるように、 FC-E8 をステップダウンリングに逆さに取りつけて手で押さえて撮影してみた。
写る範囲も少し広くなって周辺のボケも改善された。これならまあいけそうだ。さすがに 純正アクセサリとしてメーカー保証のある COOLPIX 4500 との組み合わせにはかなわないけれど。とにかく FinePix S8100fd の前玉と FC-E8 の後玉の間がなるべく近くなるような接続方法を考えねば。
ちなみに FinePix S8100fd で撮影した写真は「狙い撮りズーム」という機能を使って、光学ズームは使わずに 1.4 倍になるようにトリミングしたもの。ノーマルな状態だと像が撮れる範囲はこれくらい小さい。 28mm のコンバージョンレンズだから当たり前だけれど。