漏水の件(→水漏れ! 修理依頼をしてみたけれど)、北海道旅行とその疲れでほったらかしにしてあったけれど、今月分の請求がきたら、先月より水道料金が高い! 北海道旅行で、 1 週間留守にしてその間は水道管の元栓を締めていったにもかかわらず! つまり、漏水がひどくなってるってことだ。一番初めに電話した水道業者の対応が尾を引いて電話できずにいる。また、水道管全部取り替えるっていわれたら…。
でも、この 1 か月ちょっと、できることはしました。家庭菜園の脇の水道メーター付近を掘り起こして水道管が傷ついていないか確認。ドクダミ除去も兼ね、ダンナと一緒に掘っていくと、固い地盤に行き着いた。掘り返してみるも、水がしみ出ている様子はなし。ここはシロ!
やっぱり業者に頼まなければならないのかぁ、と思って憂鬱になりながら、ネットで市の水道工事指定業者一覧を眺めていると、ダンナがここがいいんじゃない? といってある業者さんを見つけてきた。一見、普通の設備屋さんなのだけれど、子会社に専門の漏水調査会社を持っているみたい。そう、ネットでいろいろ検索していたら、どこで水漏れしているかわからない場合、漏水箇所を突き止めるのには水道の蛇口に専用の測定器械(人間でいう聴診器みたいなもの)を当てて、その音を聞くことで漏水している箇所がある程度絞り込めるという情報は手に入れていた。でも、わたしが調べた限り、そういうのを専門にやっている業者はわたしが住んでいる地域付近には見つけられなかったのです。ちなみに、ダンナがその業者を見つけた方法はタウンページの広告を見て会社名で検索をかけてたら、漏水調査の子会社を持っていたという次第。アナログとデジタルの融合ね。
昨日電話をかけてみたのだけれど、もう 6 時を回っていたので今日になるっていわれて、午前中に起きれないあさこんは午後から来てもらうことにしたのです。
そして、夕方、水道屋さんがきました。(午前中に 1 度、午後に 1 度きてくださって、携帯に着信が何件か残っていました。ごめんなさい。水道屋さん。わたくし寝てました。)まず、メーターを確認。そしてパイロットが回っているのを見て、
水道屋さん:水漏れしてますね、この回り方だとだいたい 3000 円くらいですか?
そう! ピッタリだいたい 3000 円くらい上がってるんです! じゃあ、調査しましょう、っていったときにふと外構の散水栓(家庭菜園に水をやっている蛇口)を見ると、ぽたぽたと水が垂れている。ちゃんと蛇口を締めたはずなのに。
わたし:おかしいなぁ。
水道屋さん:じゃあここから調べましょうか。
といって何やら機械を水道の蛇口に当てた。
水道屋さん:あっ、ここですね。
来てもらってから 10 分もたってない! あっという間に漏水箇所が特定されちゃいました。わたしが興味津々にしていたからか、漏水している音を聞かせてくれた。ヘッドフォンから、ぐぉ〜って感じの音が流れてきました。
水道屋さん:水栓全部取替になりますけどいいですか?
わたし:はい、いいです。
水道屋さん:(夕方だから)修理は明日になってしまいますけど大丈夫ですか?
わたし:はい、 1 か月以上放置していたので…構いません。( 1 日くらい変わりません。)
そして気になる代金を聞いてみた。
わたし:ちなみにどれくらいかかるでしょうか?
水道屋さん:○円です。
明瞭! 感激!
でも、古い家だから外構の散水栓だけじゃないかもしれないから確認してみた。
わたし:他に漏れしている可能性はないですか?
水道屋さん:あの量でこの音だったらここで全部でしょう。
なんと! その音を聞いたらだいたいのどれくらいの量が水漏れしているかまでわかってしまうらしい。わたしの 1 か月の憂鬱はいったいなんだったのか。そして工事をお願いして今日はお終い。帰宅したダンナに、一発で漏水箇所を突き止めたこの感激を延々と伝えていたら、ちょっと鬱陶しがられました。
だってもし最初の水道屋さんに頼んでいたら、家屋の水道管を全部取り替えても水漏れが止まらなくて、結局何日もかかって(わたしが主張していた)外回りだったなんてことになってたら、家中、それこそ敷地中の水道管という管をすべて交換するハメになっていたかもしれない。その工事代金なんて想像しただけで怖ろしい。やっぱりちゃんとした機材と技術を持っているところは違うなぁ、と思ったのでした。