今住んでいる家はわたしたち夫婦が住む前は空家だったのですが、その前は夫の祖父母が住んでいました。で、キッチンの照明がこれなんです。
和室につけるペンダントライト……。夫の祖父母が住んでいたときは、流しがなくて普通の部屋として使っていたみたいなので、このチョイスもわからないわけではないのですが、キッチンにこれはないわ、と引っ越してきた当初から思っていました。
ペンダントで不便だったのは、垂れ下がってるヒモ。流しから電子レンジの動線上にヒモがあるので鬱陶しいったらありゃしない。(結んで短くしていました。)あと油分とホコリがペンダントライトの上に積もること。
ということでいろいろ検討したのですが、最終的に東芝のスリム蛍光灯の FVH94701NP を購入しました。
キッチンライトの検討
最近は家電量販店やホームセンターにいっても、 LED の照明しか売っていないのです。以前も記事にしたように、 LED の照明は大嫌いなので、蛍光灯のものを探しました。
→白色 LED は眩しいから嫌いです。 非エコ宣言!
あとこれから消耗品を買い換えるにあたって蛍光灯の規格がなくならないものがいいと思い、初めはスリムではなく従来の太さの蛍光灯のものを探しました。
キッチンなのでペンダントライトではなくシーリングライトが第一条件です。キッチン台が縦長なので丸型蛍光灯ではなく 40 W の直管蛍光灯がよかったんですが、角形引っ掛けシーリングにつけれるのもだとパナソニックのキッチンベースライト HH4470E になり、ちょこっと予算にオーバーになってしまいます。
20 W 2 本のアグレッド キッチンライト AGLED LXE-14000 にしようと思ったら、円安の影響がどんどん値段が高くなったので、縦長とスリムじゃない蛍光灯のこだわりを捨てて東芝のものにしました。(早く買わないと蛍光灯のシーリングライト自体が絶滅しそうな勢いです。)
現在も丸型の 30 W の蛍光灯と手元の 20 W で十分に明るいので、 46 W の TOSHIBA スリム Next シーリングライト FVH94701NP は明らかにオーバースペックでした。しかしよく調べてみるとインバーターで調光できるらしく、 46 W の 70 % で約 32 W で点灯できるようです。普段から調光の状態で使うなら問題ないのではないかと思いました。同じデザインでリモコン付きの TOSHIBA スリム Next シーリングライト FVH94701NRP もあったのですが、リモコンだと壁のスイッチで電源を切った場合、調光の設定がリセットされるのではないかと思い、プルスイッチタイプのものにしました。
取り付けは簡単
取り付けは至極簡単でした。しかし説明書に余計なことが多く書かれているのですごくわかりにくいです。図やレイアウトを他の製品と同じにすることによって、コスト削減を図っているんでしょう。
和風のペンダントライトを外すと角型引掛シーリングが出てきました。これに購入したシーリングライトを取付けします。
簡単に書くと以下のよう。(日が暮れてから取付けしたので写真がブレブレなのは許してください。)
1) 角形引っ掛けシーリングにアダプタを取り付け
2) プルスイッチのヒモの金具を開いて本体に固定
3) 本体をアダプタにはめ込む
4) アダプターのコードを本体にはめる
5) カバーをかける(これがちょっとコツがいる)
説明書にはこの製品にはついていない「引掛けシーリングボディ」とか書いてあるからややこしいのです。
誤算だったのはプルスイッチのヒモが 1m くらいあったこと。根元のつなぎ目でヒモをほどき、短くなったプルスイッチのヒモをが抜けないように輪っかをつけておきました。これですっきり。
70 % 調光の件ですが、プルスイッチのものを選んだからか、壁のスイッチを入れると一度 100 % の明るさになり、 1 秒後にすぐ 70 % 調光の明るさになりました。壁のスイッチだけてすんでよかったです。すっきりしたし、同じ 30 W 程度でもずいぶん明るく感じます。
ついでに寝室のシーリングライトの蛍光灯を電球色に変えました。寝る前に白い光を見るのはあまりよくないですよね。